今回はZoomを使って、1対1の個別セッションだけでなく、1対5や1対10など複数人でセミナーを行う秘訣についてお話し致します。
先日、「Zoomを使って1対1でおこなう個別セッションの人数に限界を感じています。
できれば1対5、1対30など複数人でセミナーをやりたいです。秘訣はありますか?」
というご質問をいただきました。
Zoomを1対1でおこなうと相手のことを理解しやすいですが、
「1体10、1対20、1対30とお客さんが増えてきても大丈夫かな?」
と思う方もいますよね?
Zoomで大人数のセミナーをやるときには“3つの秘訣”があります。
ZOOMを使い相手と掛け合いをして、心と心をつなぐ
1つ目の秘訣は「心と心を繋ぐ」ことです。
具体的には参加者に参加目的と欲しい結果、そして、その結果を得るための課題を教えてもらいましょう。
チャットに書いてもらってもいいでしょう。
人数が多いと全員とは話せないかもしれませんが、最初に入ってきた積極的な方に
- 「〇〇さんはなぜ参加されたんですか?目的を教えてください」
- 「今日はどんなことをいちばんお聞きになりたいですか?」
などのことを聞いていきます。
1対複数でセミナーをする時も、1対1の個別セッションでやる時と同じように参加目的を聞きましょう。
セミナーに参加した相手が求めている「欲しい結果」が集客やセールスの場合は
- 「いくらの売り上げを上げたいのか?」
- 「そのための課題として何が必要か?」
を聞きましょう。
また「今日はどこから入っていますか?」など、相手が答えやすい質問もしてみましょう。
ここでの会話のポイントは、
「心をつなげる」
ことです。
相手と心と心をつなげるのがZoomセミナーのコツです。
Zoomを1対複数でセミナーをする時は特に
「相手と心が繋がっている」
と思ってもらえなかったら、一方的に話を投げつけているようなものです。
相手は自宅で入っていると飽きてしまいます。
だから相手のことを理解するために相手とかけあいをします。
相手に質問をして答えてもらったり、チャットなどを利用します。
質の高いコンテンツや商品、サービスを
「思いやりと優しさ」をもって提供する
2つ目の秘訣は「価値の提供」です。
集客して売り上げを上げていきたいなら、
あなたが提供している分野で
“日本一、世界一良質なコンテンツや商品やサービス”
を提供することです。
そんな世界一のサービスを思いやりと優しさ、愛情をもって提供していきましょう。
セミナーに参加されている相手はオンラインで入っていても同じ人間です。
オンラインではありますが、相手と繋がることはできます。
相手と繋がるためにも思いやりと優しさをもって話しましょう。
もちろん最初はできないかもしれませんが、「やる!」と決めるとできるようになっていきます。
相手が知らないこと、落とし穴と解決策を提供する
3つ目の秘訣は「相手が知らない情報を提供する」ことです。
相手が感動するコンテンツ、つまり相手が知らないようなことや、まだ気付いてない落とし穴、事前に解決しなければいけない課題
をお伝えしていくことです。
あなたがやってみて、上手くいかなかったこと、引っかかってしまったことをお伝えしていきましょう。
セミナーの最後にするべきこと
そしてセミナーをするときは、最後にアンケートをとるなどのフィードバックをしましょう。
私はなるべく一人一人に受講したセミナーの振り返りをしてもらい、話をしてもらうようにしています。
これは相手が成果を出すためでもありますが、相手のことを理解するためでもあります。
具体的には下記の質問をします。
- 今日のセミナーや勉強会で気付いたこと、学んだことは何ですか?
- 実践しようと思ったこと、身につけようと思ったことは何ですか?
- 一人でやると難しいと思うことは何ですか?
この3つを必ず聞くクセをつけましょう。
一人でやるのがもし難しいのであれば、そういう方のために現状をお聞きして、あなただったらステップ1、など個別の段階でするべきことをお伝えします。
もし相手が興味を示しているようであれば、個別相談や3ヶ月、6ヶ月のコースのご案内もしていきます。
興味があれば勧め、必要なければ「結構です。」という形で、説明会や個別相談への案内をしていきましょう。
今日は1対1のセッションでなく、Zoomを使って1対5、1対10、1対30という1対複数でセミナーをやる秘訣について、お話ししました。