ノートの書き方が仕事に変わった。売れない壁を越えた質問の力。人物はイメージです。

「自分の経験で仕事を始めたい。でも、人に売れるようなものなんて……」

そう思っている方に、知ってほしい事例があります。
これは、実際の受講生インタビューをもとにしたお話です。
この記事では、ご本人を「山口智子さん(仮名)」と表記します。

元会社員の山口さんが仕事にしたのは、「ノートの書き方を教えること」でした。

会社員として働きながら学び、実践を重ねて、最初の成約へ。
その後、独立し、沖縄でオンラインの仕事を続けています。

始めたときには、パソコンさえ持っていませんでした。

では、どうして「ノートの書き方」が、お金を払って学びたい講座になったのでしょうか。
そのヒントは、売れなかった時期にあります。

得意なノート術で起業へ。でも、最初の1件が売れない。

山口さんには、以前から得意なことがありました。

セミナーを聞きながら、内容を短い言葉とイラストでまとめること。
話をそのまま書き写すのではなく、自分の言葉やイメージに置き換えて、その場でノートを仕上げていきます。

あとで見返すと、学んだ内容を思い出しやすい。
人に説明したり、報告書にまとめたりするときにも役立つ。

そんなノートの書き方を、自分で開発していたのです。

オンライン化が進むなかで、山口さんは考えました。
この得意なことを教えて、起業できないだろうか。
ただ、何から始めればいいのかわからない。

そこで『Zoom集客®の学校』で学び、仕事の合間やお昼休みを使いながら、実践を始めました。

ところが、体験会を開いても、最初の1件が売れませんでした。

「自分でやってみます」で終わる体験会。見直したのは、自分の姿勢だった。

ノートの書き方は、本にも動画にも情報があります。
体験会で説明しても、絵を描いてまとめればいいのだと理解されて、その先の申込みにつながらない。

一生懸命工夫しているのに、なぜ売れないのか。
相談した山口さんに返ってきたのは、まだ、自分が売りたい気持ちで売っているのではないか、という指摘でした。

ショックだったそうです。
でも、そこで立ち止まって、自分に問い直しました。

お客様の話を、ちゃんと聞けているだろうか。
本当に、相手のお困りごとを解決する体験会になっているだろうか。

ここから、見直しが始まりました。

質問を変えると、相手の「困った」が見えてきた。

山口さんは、参加者に普段の様子を聞くようになりました。

毎日、どのくらいノートを書いているのか。
会議のメモを、あとからまとめ直しているのか。
どこに書いたか探すのに、どのくらい時間がかかっているのか。

さらに、その時間が積み重なると、どれくらいになるのか。
参加者自身に計算してもらいました。

すると、漠然とした「ノートをうまく書きたい」が、自分の生活や仕事に関わる課題として見えてきます。

ここで、読者の皆さんも身近な例で考えてみてください。
メモを探したり、まとめ直したりする時間があるかもしれません。

仮に、それが1日15分、月20日あれば、月5時間です。
そのうち、どの作業なら減らせそうでしょうか。
時間が空いたら、何に使いたいでしょうか。

自分で考え、数字にすると、改善したい理由がはっきりします。

困りごとを聞く、時間を見える化、一緒に体験する。説明から対話へ。人物はイメージです。

一方通行の説明から、対話へ。体験会の見直しが初成約につながった。

もう一つ、山口さんが大切にしたのが、「体験」と「対話」です。

体験会は、おおむね5人以下の少人数。
一方的に説明するだけでなく、参加者に声を出して話してもらい、一緒に進めていきます。

山口さんは、他のノート術との違いも説明していました。
参加者からは、90分で予想以上に学べたという感想や、自分一人で実践する難しさに気づいたという声があったそうです。

「知っているつもり」と「実際にできること」の違いを、参加者自身が確かめる。
説明を聞くだけでは終わらない体験会へと、見直していきました。

そして、その先で最初の成約につながったのです。

あなたの「得意」を仕事の種に。まずは、この3つを書いてみよう。

<実践ワーク:この事例をもとにした読者向けの提案>

この事例を、自分の仕事に取り入れるなら、紙に次の3つを書いてみてください。

① 人からよく頼まれることは何か?

資料づくり、片づけ、料理、後輩への説明。
自分には普通でも、周りが助かっていることを探します。

② それは、誰の、どんな困りごとを助けられるか?

「資料づくりを教える」から、「会議資料がまとまらず、毎回残業している人を助ける」へ。
相手の場面まで具体的にします。

③ 短い時間で、一緒に何を体験できるか?

説明だけで終わらず、資料の1ページを一緒に直す。
散らかった引き出しを一つ整理する。
小さく試せる形を考えます。

ここまで書けたら、実際に困っている人に話を聞いてみてください。
「こんな講座、欲しいですか?」と聞く前に、

「今、どこで一番困っていますか?」

と聞いてみる。
山口さんの転機も、そこにありました。

得意なノート術を持っていても、最初は売れなかった。
お客様の困りごとを聞き直し、体験会を改善したことで、最初の1件につながった。

あなたが日々の仕事で身につけてきたことにも、誰かを助けられるものがあるかもしれません。

まずは一人。
その人が何に困っているのかを聞くところから、始めてみませんか。

Zoom集客®の学校「受講生の声」