
Zoomには無料プラン(ベーシック)と複数の有料プランがあり、利用目的や規模によって最適な選択が異なります。
無料でも基本的なミーティングは可能ですが、「時間制限」「クラウド録画」「管理機能」「サポート体制」などに違いがあります。
無料プランで使い始めたZoomを、ビジネスの成長とともに検討する場面もあるでしょう。
▷こんな悩みはありませんか?
- 無料プランで足りるのか、有料プランが必要か判断したい
- 料金プランの具体的な違いを知りたい
- 自分に合った、適切なプランを選びたい
- ビジネス利用に適したプランを見つけたい
- アップグレードで、失敗したくない
この記事では、無料と有料の違いを整理し、個人利用・個人事業・企業利用それぞれに適した料金プランの選び方を分かりやすく解説します。
📌Zoomの有料と、無料で使える機能の違いだけをシンプルに比較したい方は、こちらを参考にしてください。
Zoomの無料と有料プランの主な違い
Zoomの無料と有料プランでは、利用可能な機能や制限に大きな違いがあります。
まずは、無料と有料プランの主な違いを一覧で確認してみましょう。
| 項目 | 無料(ベーシック) | 有料・プロ | 有料・ビジネス |
|---|---|---|---|
| 時間制限 | 40分 | 30時間 | 30時間 |
| 参加人数 | 100名 | 100名 | 300名 |
| クラウド録画 | × | ○ | ○ |
| AI Companion | 制限あり | ○ | ○ |
ここでは、特に重要な5つの違いについて詳しく解説します。
違い①ミーティング時間の制限
無料プラン(ベーシック)では、ミーティング時間が40分に制限されています。
一方、有料プラン(プロ以上)では最大30時間、実質時間制限なくミーティングを継続できます。
長時間のミーティングや研修、ビジネスでの活用の場合は、有料プランの利用が推奨されます。
📌Zoomベーシックプランの40分制限について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→Zoom、40分時間制限なしで無料アカウントを使う方法
違い②参加人数の上限
無料プランの参加人数上限は100名までです。
一方、有料プランの参加人数の上限は、次のようになっています。
- プロプランで100名まで
- ビジネスプランで300名まで
- エンタープライズプランでは500~最大1000名まで(カスタマイズ可能)
大規模なミーティングや社内研修を実施する場合は、上位プランの選択が必要です。
違い③ クラウド録画機能が使えるかどうか
無料プランではコンピュータ(ローカル)録画のみ可能です。
コンピュータ(ローカル)録画の場合、録画データはパソコンに保存されます。
一方、有料プランでは、コンピュータ(ローカル)録画のほかに、クラウド録画機能が利用可能です。
クラウド録画は、録画データをZoomのクラウドに保存できます。
クラウド録画には次のメリットがあります
- パソコンの容量が気になるときに録画が可能
- チーム内での録画データ共有がリンクで可能
- ブラウザからいつでも視聴可能
- AICompanionを活用したバリエーション豊富な録画処理
などがあげられます。
📌Zoomコンピュータ録画とクラウド録画の違いについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→Zoomレコーディングの使い方|2つの録画の使い分けと録画できないときの対処方法
違い④AI Companionが実装されているかどうか
AI Companionとは、Zoomに組み込まれている生成AIデジタルアシスタントツールです。
ZoomにおけるAI Companionは、AIを使うことで時間短縮と効率化を図り、働く人の負担軽減とチームワークの向上に期待されています。
有料プランでは制限なく使用できる機能として提供されています。
AI Companionができることとして、
- 会議やチームチャット等の要約生成
- 会議中の質問回答
- アクションアイテムの抽出
- AIバーチャル背景の作成
などがあげられます。
もともとは有料プランでのみ使用できる機能でしたが、現在(2026/2/16)、無料(ベーシック)プランでも制限付きですが一部利用可能になっています。
今後のサービス提供状況については、最新情報を公式サイトで確認してください。
「AI Companionって何?」という方はこちらを参考にしてください。
📌ZoomのAIアシスタントを活用した2つの機能について、ご興味がある方はこちらを参考にしてください。
◎AIで議事録を作成する
◎AIでバーチャル背景を作る(有料プランのみ)
違い⑤サポート体制
サポート体制についてもプランによって異なります。
無料プランのサポートは公式のサポートセンターとZoomコミュニティのみです。
一方、有料プランのプロプランでは、ウェブチケットを使った問い合わせサポートが利用可能です。
「ビジネス」プラン以上ではライブ電話サポートも提供されます。
特にビジネス利用の場合、迅速な問題解決のため有料プランのサポート体制は重要な検討ポイントとなります。
📌Zoomへのお問い合わせの具体的な方法について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→Zoom社に質問!メールでの問い合わせ先、方法はこちら!
そのほかの機能、無料と有料プランの違い
基本的な機能は無料プランでも使える一方で、有料プランでなければ使えない機能があります。
| 無料 ベーシック | 有料 プロ | 有料 ビジネスプラン | |
| 待機室の カスタマイズ | ✕ | 〇 | 〇 |
| PMIのカスタマイズ | ✕ | 〇 | 〇 |
| 共同ホスト | ✕ | 〇 | 〇 |
| 投票機能 | ✕ | 〇 | 〇 |
| 事前登録 | ✕ | 〇 | 〇 |
| Liveストリーミング | ✕ | 〇 | 〇 |
| Clip | 制限あり 2 分間のビデオ 5 件 | 無制限 | 無制限 |
| Docs | ベーシック 限定機能 | 無制限 | 無制限 |
| whiteboard | 3 | 3 | 無制限 |
Zoomミーティングのプラン詳細と料金
Zoomミーティングのプランは無料プランのほかに、3つの有料プランがあります。
ここからは、無料と、有料プラン別に料金、特徴についてまとめていきます
サブスクリプションサイクルは、「月間」と「年ごと」から選択でき、支払通貨は日本円と米ドルから選択することができます。
米ドルの支払では為替レートにより料金が変動する可能性があり、レートによって支払金額が変わります。
ここでは各プランの料金は、支払い通貨を日本円、税抜価格で表示しています。
サポートされる機能や料金は予告なく変更される場合があります。
最新の料金情報については必ず公式ページを確認してください。
👉プランと料金
無料(ベーシックプラン)の特徴
無料プランの機能の特徴は次のようになります。
- ミーティング時間、40分まで
- 参加者上限100名
- 基本的なホスト管理機能
- コンピュータ(ローカル)録画のみ可能
📌Zoom無料プランの機能がどこまで使えるか?について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
有料(プロプラン)の特徴と料金
料金:¥1,999/月/ホスト/1年契約 ¥2,549/月/ホスト/1月契約 (2026年2月16日現在)
ライセンス数:1~99まで
特徴:
- ミーティング時間、最大30時間
- コンピュータ(ローカル)録画のほかにクラウド録画(10GB)が可能
- ソーシャルメディアでのストリーミング
- カスタムパーソナルミーティングID
- 管理者用レポート機能
有料(ビジネスプラン)の特徴と料金
料金:¥2,749/月/ホスト/1年契約 ¥3299/月/ホスト/1月契約 (2026年2月16日現在)
ライセンス数:1ライセンス~250
特徴:
- 参加者上限300名
- シングルサインオン(SSO)対応
- 管理ダッシュボード
- 管理対象ドメイン(自社ドメイン)
- クラウド録画(10GB/ホスト)
- 企業ブランディング機能(バニティURL、ロゴのカスタマイズ)
- 電話サポート優先対応
有料(エンタープライズプラン)の特徴と料金
料金:要問合せ
ライセンス数:>250
特徴:
- 参加者上限500~1000(カスタマイズ可)
- 無制限クラウド録画
- Zoom Rooms
- Zoom Phone
- ウェビナー500
- 翻訳版字幕
- 専任カスタマーサクセスマネージャー
- サポート:ライブチャット、ライブ電話サポート
各料金プランの比較表まとめ
無料、有料プランの違いを分かりやすく、各プランの比較を簡易的にまとめました。(2026年2月16日現在)
| 無料 ベーシック | 有料 プロ | 有料 ビジネス | 有料 エンター プライズ | |
| 月額料金/1年間契約の月額料金 | - | 2549/1999円 | 3299/2749円 | 要問合せ |
| 必要ライセンス数 | - | 1~99 | 1~250 | >250 |
| 時間制限 | 40分 | 30時間 | 30時間 | 30時間 |
| 参加人数 | 100名 | 100名 | 300名 | 500~1000名 カスタマイズ可 |
| クラウド録画 | ✕ | 10G | 10G | 無制限 |
| AI Companion | 限定機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
| サポート | チケットのみ | チケットと ライブチャット | チケット、 ライブチャット、電話 | チケット、 ライブチャット、電話 |
※料金や機能は予告なく変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
Zoom無料・有料プランの選び方と注意点
Zoomの無料プランと有料プランの違いが分かっても、「結局、自分にはどれが合っているの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
プラン選びで大切なのは、機能の多さではなく「使用目的」と「使い方の頻度」です。
ここでは、無料と有料のどちらを選ぶべきか、さらに有料プランの中ではどのプランが適しているのかを判断するためのチェックポイントを整理します。
合わせて、各プランを選択するときの注意ポイントも確認します。
まず確認したい6つのチェックポイント
プラン選びで迷ったときは、まず次の6つのポイントを確認してみましょう。
Zoomのプランは機能の違いだけでなく、「どのように使うか」によって最適な選択が変わります。
以下の項目を順番にチェックすることで、無料プランで十分なのか、それとも有料プランが必要なのかが見えてきます。
- Zoomミーティングの使用目的:プライベート使用か、ビジネス使用か?
- 利用頻度と時間:1日に何度も使う、時間は40分以内かどうか?
- 参加人数の規模:100人以内か、300人~の大規模なミーティングの実施の有無
- 録画機能:クラウド録画や、ZoomClipsなどのビデオメッセージ機能を使いたいか?
- AI機能をどこまで使いたいか?(本格的に業務に活用したいかどうか)
- 複数のホスト管理が必要かどうか?
個人・プライベートな利用の場合
友人や家族との通話、短時間の打ち合わせ、Zoomへの参加が中心であれば、無料プラン「ベーシック」で十分対応できます。
特に、ホストとして40分を超えるミーティングを行わない場合は、アップグレードの必要性は低いでしょう。
まずは無料プランで使い心地を試し、時間制限が不便に感じたタイミングで有料を検討するのが無理のない選択です。
個人事業・小規模ビジネスの場合
オンライン講座やセッション、商談などを主催する場合は、有料の「プロ」プランがおすすめです。
プロプランに変更することで時間制限がなくなることに加え、クラウド録画やZoom Clipsの活用により、録画共有や動画活用の幅が広がります。
個人事業主やフリーランスの場合、ビジネスプランではなく、まずはプロプランで十分なケースがほとんどです。
企業・大規模企業の場合
参加者が300人の大規模ミーティングを行う場合や、組織で複数のZoomミーティングを同時に実施、管理する場合は、「ビジネス」プラン以上を検討します。
管理機能やセキュリティ設定、サポート体制の強化が必要になるため、組織利用では上位プランの方が安定した運用が可能です。
利用人数や同時開催の有無が、プラン選択の大きな判断基準になります。
プラン選びで失敗しやすい注意点
Zoomのプラン選択では、機能や条件だけを見て決めると、あとから「思っていた条件と違った…」というケースが起きることがあります。
特に料金体系や契約条件は時々変更されるため、契約前に公式情報を確認する習慣をつけることが大切です。
① プランの条件(料金・最小ライセンス数など)は公式で必ず最新確認
Zoomはプラン内容や契約条件を変更することがあります。
たとえば、以前はビジネスプランに最低ライセンス数の制限がありましたが、現在は仕様が変わっています。
そのため、契約前に公式サイトで以下の条件を確認しましょう。
- 料金プランごとの対象機能
- 最小契約ライセンス数
- 支払い通貨の違い
- 契約期間(年間/月額)の条件
- 支払い手数料、消費税等は別途必要
② 同時開催する人数分のライセンスが必要
Zoomは「同時にホストする人数分」のライセンスが必要です。
複数人でアカウントを共有しても、同じ時間に別々のミーティングを開催することはできません。
たとえば:
- Aさんが今ミーティングを開催中
- Bさんが別のミーティングを同時に開催したい
この場合、2ライセンス必要になります。
③ 年間契約は途中解約で返金されない
年間契約は月額換算で割安になりますが、基本的には途中解約しても返金されません。
利用頻度が不安な場合は、月額契約から始めるのも一つの方法です。
④ 為替レートによる料金変動に注意
米ドル払いを選択した場合、為替レートの影響を受けます。
円安のタイミングでは支払い額が想定より高くなることもあるため、日本円払いとの比較をしたうえで決めると安心です。
⑤ 無料プランで十分なケースもある
「仕事で使う=有料でなければ無理」と思いがちですが、参加が中心であれば無料プランでも問題ない場合があります。
基本操作や短時間の利用なら、いったん無料プランから始めてみて、必要になってから有料プランを選ぶとよいでしょう。
どのZoomプランを選べばいい?かんたん診断
ここまで、プランの特徴などを解説してきましたが、簡単に判断するポイントをまとめてみました。
Zoomプランで迷ったときは、次の4つの質問に答えてみてください。
Step1:40分を超えるミーティングをホストしますか?
- いいえ → 無料プランで十分です。
- はい → 次へ進みます。
Step2: 参加者は100名を超えますか?
- いいえ → 「プロ」プランがおすすめです。
- はい → 次へ進みます。
Step3:クラウド録画やAI機能を活用したいですか?
- いいえ → 「プロ」で十分です。
- はい → 「プロ」または「ビジネス」で活用できます。
Step4:複数のZoomで同時にミーティングを開催しますか?
- いいえ → 「プロ」プランで対応可能です。
- はい → 「プロ」プランを複数ライセンスか、「ビジネス」プランを検討しましょう。
Zoomを無料から有料に変更する方法
プランを比較した結果、有料プランへの変更が必要だと感じた場合は、Zoomウェブポータルから手続きを行います。
有料プランへの変更手続きは、Zoomウェブポータルから行います。
基本的な流れは次の通りです。
- Zoomウェブポータルにアクセスする
- [プラン管理]ページを開く
- 希望のプランを選択し、申し込む
支払方法の選択や通貨の変更、クーポンの利用方法などの詳しい手順については、こちらの記事で画像付きで解説しています。
📌Zoomを無料から有料に変更する詳しい手順はこちら↓↓↓
Zoom、無料と有料の違いについてよくある質問
Zoom無料、有料プランに関するよくある質問をまとめました。
Q1: 年間契約と月額契約はどちらがお得ですか?
A: 年間契約では月額支払よりも総額が約20%ほど割引となるため、長期利用予定の場合は年間契約のほうがお得です。
Zoomをホストとして使う月と、まったく使わない月があるかどうか総合的に考えて選択しても良いでしょう。
(2026年2月16日現在)金額は、プロプランで見るとひと月当たりの金額が、月払いが¥2549/月/ホスト、1年間払いが¥1,999/月/ホストあたりとなっており、1年契約のほうが総額がお得になっています。
Q2: 途中でプランを変更できますか?
A: 無料プランから有料プランへのアップグレードはいつでも可能です。
有料プランから、無料プランへのダウングレードは、次回更新日から有効となり、現在のサブスクリプション期間の終了までサービスが継続されます。
詳しい情報についてはこちらの記事を参考に手続きを検討し、進めてください。
Q3: 複数のホストライセンスは必要ですか?
A: 同時にミーティングをホストする人数分のライセンスが必要です。
以上の情報を参考に、用途や規模に合わせて最適なプランを選択してください。
まとめ
Zoomの無料プランと有料プランの違いは、主に「時間制限」「利用できる機能」「参加人数」「管理機能」にあります。
40分以内の利用や参加が中心であれば、無料プランでも十分対応できます。
一方、長時間のミーティングを主催する場合や、クラウド録画・AI機能を活用したい場合は「プロ」プラン以上が選択肢になります。
参加人数が多い場合や、複数ホストでの運用、組織的な管理が必要な場合は「ビジネス」以上のプランを検討しましょう。
多くの個人利用・個人事業主の場合は、「プロ」プランで十分対応できるケースがほとんどです。
まずは自分の利用目的を整理し、必要な機能だけを選ぶことが、失敗しないプラン選びのポイントです。
プランの選択に悩む場合やお試しに使ってみたい場合は、まずは無料プランを試し、必要に応じて有料プランにアップグレードするとよいでしょう。
ビジネスの成長に合わせて、柔軟にプランを選択することをおすすめします。
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少人数での長時間利用が中心の場合は、Google Meetという選択肢もあります。
1対1であれば最大24時間利用できるなど、用途によっては使い分けも可能です。





