Zoomのレコーディング(録画)機能は、Zoomのミーティングを録画・録音、記録する機能です。

Zoomミーティング内容を動画や、音声という形で記録し、

  • 会議や授業などのレコーディング動画を記録として、後から確認することができる
  • レコーディング記録をもとに、動画資料を作ることができる
  • YouTubeなどのプラットフォームにアップロードしてyoutubeチャンネル等を作成、共有することができる

などの便利な使い方ができます。

今回はレコーディング(録画)機能の使い方と録画ができないときの対処法についてもお伝えします。

目次

Zoomのレコーディング(録画)とは?

在宅ワークやテレワーク、オンラインビジネスを行う際、「Zoomのレコーディング(録画)」はとても便利です。
レコーディング(録画)がどうして必要かというと、

  • 会議の議事録をとらなくてもZoomで内容確認や復習ができる
  • Zoomでパワーポイントなどの資料を使用した際、その資料の横に自分の顔が表示されるので、まるでその資料を使って説明しているような動画資料をつくることができる
  • 勉強会を開催した時に、復習動画としてシェアしてお渡しすることができる
  • 動画があれば、何回も動画を再生しながら文字起こしをしなくてもすむ

など、とても便利です。

 

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Zoom、2つのレコーディング(録画)機能とそれぞれの特徴

Zoomのレコーディング(録画)には、「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の2種類があります。

有料アカウント、無料アカウントで使えるレコーディングの種類

Zoomのレコーディング機能は、無料アカウント、有料アカウント関係なく使用することができる機能です。

無料アカウントと有料アカウントで違うのは、「クラウドレコーディング(録画)が使用できるかできないか」という点です。

有料アカウントでは「クラウドレコーディング」と「ローカルレコーディング」のどちらも使用することができます。

一方、無料アカウントでは、Zoomに参加したパソコンにだけ、データを保存することができる、「ローカルレコ―ディング」のみ使用することができます。

どちら録画方法にもメリットとデメリットがありますので、この記事を参考に、ご自分にあったレコーディング方法を選択してみてください。

「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の基本的な使い方は同じですが、ローカル保存とクラウド保存では、大きく異なる点が、録画記録の保存先がどこになるかということです。

Zoomレコーディングの種類

もちろん他にもそれぞれ特徴がありますので、一つずつ見ていきましょう

ローカルレコーディング

ローカルレコーディングは自分のパソコンに記録した動画を保存するというレコーディング、録画方法です。

ローカルレコーディングの記録動画は通常windowsの場合、[ドキュメント]内、Macの場合は[書類]の中に保存されます。

録画動画を探してみて、保存箇所がわからないときは、Zoomデスクトップアプリから探すことができます。

また、通常の保存箇所からデータの保存場所を変更することもできます。

録画記録は、パソコンだけで無く、USBなどの外部機器を保存先として選び、保存することも出来ます。

「Zoomの録画をたくさんするから、パソコンの容量が心配だ」というような時は、外付けのハードディスクを使って保存すると安心してレコーディングができます

また、ローカルレコーディングはその性質上、パソコンの容量が多くなってしまうと途中でファイルの変換ができなくなってしまうことがあるので、容量には注意が必要です。

Zoomローカルレコーディング記録の保存箇所を変更する場合の手順は次の通りです。

  1. Zoomデスクトップアプリ、起動画面、右上の「歯車マーク」をクリック
    Zoomアプリ起動画面
  2. 「設定」の「レコーディング」を選択
  3. 録画の保存場所の横にある、「変更」を選択し、保存したいフォルダを選んで[OK]をクリックします。
    ZOOMアプリレコーディング設定

以上の手順で、レコーディング(録画)したファイルの保存先を変更することができます。

クラウドレコーディング

クラウドレコーディングは自分のパソコンでは無く、クラウド上(インターネット上)にZoomの録画データを保存することが出来ます。

ただ、クラウドレコーディングは、Zoomの有料ライセンスを契約しているユーザーのみ扱える機能になっていますので、無料ライセンスでは利用することができません。

無料アカウント、ベーシックプランではどこまでの機能が使えるのか詳しく知りたい方はこちらへ
無料でココまで使える!Zoomベーシックプランについて解説

Zoomの無料アカウントから有料アカウントへ変更する方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

Zoom、有料アカウントにお得にアップグレードする方法

また、クラウドレコーディングでは

  • 共有画面でアクティブスピーカーを録画する
  • 共有画面でギャラリービューを録画する
  • アクティブスピーカー、ギャラリービュー、共有画面を別々に録画する

など、ローカルレコーディングにはない、色々な画面パターンでの録画設定がありますので、色々試して下さいね。

注意点としては、クラウドレコーディングの記録は、ホストのクラウドに記録が残るということです。

共同ホストが、ホストより先にクラウドレコーディングを開始すると録画記録は共同ホストのクラウドではなく、ホストのクラウドにレコーディング記録が保存されます。

また、ホスト、共同ホストのうち、一人がクラウド記録を選択、開始した後は、ホスト、共同ホストともにローカルレコーディングを選択することができなくなります。

そのため、ホスト、共同ホストそれぞれにレコーディング記録をバックアップ目的で残したい時は、共同ホストが先にローカルレコーディングをはじめておく必要があります。

ローカルレコーディング、クラウドレコーディングのメリット、デメリット

ローカルレコーディングもクラウドレコーディングもお互いに便利な点がありますが、それぞれのメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう。

録画データの確認方法

ローカルレコーディングはZoomミーティング中に使用したパソコン内にMP4として保存されるます。

よって、録画データをみたいときは保存したパソコンか、録画データを保存したUSBなどの記録媒体がないと、内容を確認することができません。

一方、クラウドレコーディングであれば、スマホやタブレットなど別のデバイスからでも、ご自分のZoomアカウントにログインすることが出来れば動画を見ることが可能です。

録画の変換

ローカルレコーディングの場合、Zoomミーティングが終了すると通常、自動的に録画変換が開始されます。

録画動画の変換には、ミーティングの時間にもよりますが時間を要します。

そのため、動画視聴可能な状態(変換)になるまで、パソコンを起動していないといけません。

一方、クラウドレコーディングであれば、処理がインターネット上で行われるので、録画視聴可能になるまでの時間は少しかかりますが、パソコンを閉じてしまっても大丈夫という利点があります。

ただし、ローカルレコーディングの変換を途中で中断せざるをない状況の時は、「変換中止」を緊急的に行い、後から変換を行うことは可能です。

ローカルレコーディングした録画動画が途中で変換を中断した時の対処法については、こちらの記事が参考になります。

せっかくZoomをレコーディング、録画したのに、変換が途中で止まった!どうしたらいいの?簡単対処法!

録画データの共有の方法

録画したデータを他人と共有する時の手順も異なります。

ローカルレコーディングで保存した動画を他者と共有する場合、動画をメールに添付したり、YouTubeなどに一度アップロードしたり、といった一手間が必要です。

しかも、容量が大きいとメールへの添付ができなかったりするので、大きなファイルを送信できるツールを使うなどさらに工夫が必要です。

しかし、その点、クラウドレコーディングなら、保存先のURLを教えるだけで共有ができます。
YouTubeに録画動画をアップロードする方法を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
Zoomで録音・録画した動画をYouTubeに投稿(アップロード)公開・限定公開する方法

レコーディング時の容量

ローカルレコーディングはパソコンや記録媒体にデータが残ります。

パソコンにデータを残すと、容量が大きくなりパソコンへの負荷も大きくなりますが、USBなどの記録媒体を使えばその心配はありません。

一方で、クラウドレコーディングではデータがインターネット上で保管されるため、パソコン本体の容量を使うことがありません。

そして、クラウド保存されたデータは必要に応じてローカルへダウンロードすることも可能です。

但し、一つ注意点があります。

クラウドレコーディングに利用できるストレージには上限があるという点に注意が必要です。

ちなみに、有料ライセンス、プロプランの場合、初期状態の上限は5GBとなっています。

この5GBというのは、大体5~6時間の録画容量となります。

もちろん、どんな内容の動画を録画するかによって変わりますので、ご注意ください。

クラウドの容量の上限を超えても、ミーティングのレコーディング自体は可能です。

但し、容量を超えた場合、録画データを視聴したり、ダウンロードをすることができなくなってしまいます。

容量を超えてしまった録画データにアクセスできるようにするには、

  • 録画データを削除して容量を空ける
  • クラウドの容量を追加購入し、保存容量を増やす

ことが必要になります。

必要なデータはクラウドからローカル(自分のパソコンや記録媒体)へのダウンロードをして、クラウド上の不要なデータを削除するなど、上限を超えないように適宜整理しておきましょう。

クラウドレコーディングの容量を追加する方法についてはこちらの記事をご覧ください。

Zoomクラウドレコーディングでメモリ容量を追加し、録画時間を延ばす方法

 

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Zoomレコーディング機能の設定方法

それでは、ローカルレコーディングとクラウドレコーディングの設定についてみていきましょう。

レコーディング機能を使うには、Webアカウントの「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の設定を有効化しておく必要があります。

もし、レコーディング機能の表示が出ない、レコーディングが出来ない、という時は設定がOnになっているか確認しましょう。

ローカルレコーディングとクラウドレコーディングへの設定ページには次の方法で進みます。

手順は次の通りです。

  1. Zoom起動画面の歯車マークをクリック
  2. [一般]をスクロールし、「さらに設定を表示」をクリック
  3. Webポータルサイトが開くので、サインインをする
  4. サインしンしたら、左ナビゲーションメニューの設定をクリック
  5. [記録]をクリックする

ローカルレコーディングの設定

ローカルレコーディングの設定は、Webマイアカウントで[ローカルレコーディング]をOn(青)にするだけです。

また、チャットメッセージを保存したり、参加者にローカルレコーディングの権限を許可を出したいときのために、次の項目はチェックを入れておくとよいでしょう。

✅ミーティング/ウェビナーからのチャットメッセージを保存する
✅ローカルレコーディングの詳細設定:ミーティング参加者がローカルにレコーディングする権限をホストに付与する

クラウドレコーディングの設定

クラウドレコーディングの設定については、以下の手順で確認できます。

  1. 起動画面右上の「歯車マーク」をクリック
    Zoomアプリ起動画面
  2. 「設定」の「レコーディング」を選択
  3. 「クラウドレコーディング」の右にある「管理」を選択
    ZOOMクラウド記録保存時管理
  4. 以下の画面に飛ぶので、画面左のナビゲーションメニューの[設定]を開きます。
    ZOOMweb記録設定

     

  5. 、上部タブの[記録]を選択するとレコーディングの設定画面になるので、各種選択をしていきましょう。
    ZOOMweb記録設定ページ
    zoomクラウド設定

この他、クラウドレコーディングは音声のみのレコーディングファイルやビデオ画面のパターンを細かく設定できるので、各項目を確認し、お好みで設定していきます。

「アクティブなスピーカー」、「ギャラリービュー」って何?という方はこちらの記事も参考にしてください。
Zoomミーティングのビュー設定「ギャラリービュー」「スピーカービュー」「イマーシブビュー」とは?

レコーディング(録画)の方法

ここまで、レコーディング(録画)の種類についてお話してきました。

ここからは具体的にどうやってレコーディング、録画をするのか。その使い方について、お伝え致します。

ちなみに、レコーディングはホストや、共同ホスト、もしくはレコーディングの許可を得た参加者が可能です。

手動でレコーディング(録画)する

  1. Zoomミーティング忠、下のコントロールバーの「レコーディング」をクリック
  2. 「クラウドにレコーディング」「このコンピュータにレコーディング」が出現するのでどちらかを選択

画面上にレコーディングの表示がない!という方は、画面右側の詳細からレコーディングが可能です。

  1. 右下の「詳細」をクリック
  2. 「このコンピューターにレコーディング」「クラウドにレコーディング」のどちらかを選択
    この時、ホストからレコーディング許可をもらった参加者の場合、「ローカルレコーディング」しか表示されないのでローカル記録で保存となる。

レコーディング中は画面に「レコーディング中」という表示が出るので、レコーディングをしたい時は忘れないように確認しておきましょう。

また、スマホでZoomミーティングのホストをしている場合、スマホではローカル記録は不可のため、有料アカウントであれば録画記録はクラウド記録にすることができます。

無料アカウントのユーザーの場合、レコーディングはローカル記録のみ使用可能で、スマホはローカル記録は不可となります。

レコーディング記録が必要なZoomミーティングをホストがする場合は、使用機器、ライセンスの有無に注意が必要です。

自動でレコーディング(録画)する

手動でZoomレコーディングをスタートしても構いませんが、時折、「レコーディングを忘れていた!」なんていう話も聞きます。

そんなミスを起こさないようにする方法があります。

それは「Zoomミーティング」開始時に自動でレコーディングをする方法です。

方法は2つあり、

  1. Zoomミーティングをスケジュールする時に、自動でレコーディング(録画)をするように設定する方法
  2. Webポータルサイトの自動記録の設定で、スケジュール時に自動でレコーディング(録画)のチェックをONにしておく方法

です。

Zoomミーティングのスケジュール時に設定する

Zoomミーティングをスケジュールする際に、自動でレコーディング(録画)するかどうかを決定する項目があります。

設定方法は簡単です。

  1. 起動画面の「スケジュール」をクリック
  2. 「ミーティングを自動的にレコーディングする」をチェック
    *有料アカウントの場合、コンピュータ上でレコーディング(録画)するのか、クラウドでレコーディング(録画)をするのかを選ぶことが出来ます。

     

    zoomアプリミーティングスケジュール*無料アカウントの場合、クラウド上でのレコーディング(録画)はできないので、ローカル(コンピュータ上)でのレコーディングのみです。
    zoom無料アカウントスケジュール

毎回自動でレコーディング(録画)するための方法

その方法は、まず

    1. 起動画面右上の「歯車マーク」をクリック

    2. 「設定」の「レコーディング」を選択
    3. 「クラウドレコーディング」の右にある「管理」を選択
      ZOOMクラウド記録保存時管理
    4. 以下の画面に飛ぶので、画面右上の「設定」を選択、上部の「記録」を開きます。
      ZOOMweb記録設定
      ZOOMweb記録設定ページ
    5. レコーディングの設定画面になるので、下にスクロールすると「自動レコーディング」という項目があるので、チェックをして、「ローカル(Record on the local computer)」か「クラウド(Record in the cloud)」を選択します。ZOOMweb設定自動記録
    6. このチェックをしておくことで、スケジュール作成時に自動的にローカルコンピューターかクラウドレコーディングをオンにしておくことができます。また、自動録画が必要でないときは、デスクトップアプリでチェックを外す(自動記録off)ことも可能です。(画像は有料アカウント)

zoomアプリミーティングスケジュール

 

レコーディングの一時停止

Zoomではレコーディングを一時停止することができます。

一時停止にすると、その時間中はレコーディング(録画)されません。

例えば、記録に残さないような話をする時や休憩などの時に一時停止することで、動画編集をする手間が省けたりします。

一時停止すると、画面上に以下のような画像が現れます。

録画の一時停止(画面上では「録音を一時停止」)を解除すると、録画が開始されます。

変換後のデータでは、一時停止間は録画がされずに、その前後が繋がった一つのデータとして処理されます。

録画の停止をすると、停止した時点で分割されたデータとして処理が行われます。

ホスト以外もレコーディングができる

レコーディング(録画)は、ホストだけでなく共同ホストや一般の参加者も行うことができます。

ホスト以外もレコーディングができるため、ホストと共同ホストのどちらもレコーディングを行うことで、もしレコーディングに何か不具合があった時も記録を残すことができます。

この時、気を付けないとならないのが『クラウドレコーディング』です。

クラウドレコーディングをすると、ミーティング中のレコーディングしているホスト、共同ホストのレコーディングの形式がクラウドレコーディングになってしまいます。

例えば、ホスト・共同ホストの何人かでローカルレコーディングをしていた場合、

誰か一人でもクラウドレコーディングにしてしまうと、全員がクラウドレコーディングとなってしまいます。

この時、ホストのクラウドにのみ記録が残るようになってしまいます。

記録として残す必要があり、失敗が出来ない時などは、「複数人でローカルレコーディングを使用してレコーディングをする」など事前確認をしておくことをお勧めします。

次に、一般参加者のレコーディングですが、こちらはホストから「レコーディングの許可」をもらわないとレコーディングをすることはできません。

レコーディングをしようと思っても「ミーティングのホストにレコーディングの許可をリクエストしてください。」と表示され、レコーディングはできません。

ちなみに、クラウドレコーディングを設定している際に、参加者はローカルレコーディングとして、記録を残す事が可能です。

その方法は、

  1. ローカルレコーディングでデータを残したい人が、ホスト、共同ホストにならずに参加
  2. ホストがレコーディングを許可する参加者に「レコーディングの許可」をだす
  3. 許可を出された参加者が、ローカルレコーディングをする

という手順です。

この手順で行けば、クラウドとローカルの両方でレコーディングを残すことが出来ます。

 

ゲスト レコーディング許可を求める

ホスト、共同ホストにレコーディングの許可を許可をもらう必要があります。

参加者(ゲスト)が録画する方法

ゲストが録画をするためには方法がいくつかあります。

一つは「共同ホスト」にしてもらうこと

もう一つがホストが参加者に「レコーディングの許可」をすることです。

ここではレコーディングの許可をもらう方法について、お伝えします。

ホストが許可を出す方法は、設定でゲストにレコーディングする権限を与えるための設定をして、Zoom中に権限を付与するだけです。

このレコーディングの許可を出すという使い方を知っているだけで、Zoomミーティングの運営がスムーズになるかもしれませんね。

設定方法は、

  1. Zoomのホームページの設定画面へいく
  2. 『設定』>『記録』を選択
  3. 『ローカル記録』の項目の中の「ホストは、ローカルに録画する権限を参加者に付与できます」をチェック

ゲスト レコーディング 許可設定

これで設定は完了です。

次に、Zoomミーティング中に

  1. Zoomのコントロールバーの「参加者」をクリック
  2. 権限を付与したい参加者の「詳細」をクリック
  3. 「ローカルファイルのレコーディングを許可」をクリック

ゲストに付与したレコーディングの権限を削除する

以上で、ゲストにレコーディングの許可を出すことができますが、間違えて他の人に付与してしまったということがあるかもしれません。

そんな時も慌てることはありません。

許可したレコーディングの権限を削除することができます。

方法は、上述した「権限を付与する方法」と、ほぼ同じです。

  1. Zoomのコントロールバーの「参加者」をクリック
  2. 権限を削除したい参加者の「詳細」をクリック
  3. 「ローカルファイルのレコーディング権限を削除」をクリック

以上の手順で、許可した権限を削除することができます。

レコーディングが終了後の録画保存箇所の確認と共有方法

レコーディングが終わったら、今度はその録画したデータを活用しないといけないですよね。

データがどこにあるのかもご説明致しますね。

ローカルレコーディングの場合

ローカルレコーディングの場合、Zoomミーティングが終わるまでは画像の処理は開始されません。

ミーティングが終了すると、記録されたデータがパソコンで再生できる動画データへの変換が開始され、変換が終了すると、動画データ(MP4)が作成、フォルダが開きます。

このMP4を共有する方法は、ファイルをそのまま送るという方法がありますが、あまりこの方法はお勧めではありません。

メールなどで送るとファイルが大きすぎて送ることが出来ないことがあるためです。

大容量のファイル便を利用するか、動画専用のプラットフォーム(YouTube、Vimeo他)などを活用するほうが共有もしやすくとても便利です。

変換終了後、すぐに録画動画を使用せずにファイルを閉じた後、「録画動画はどこにあるんだろう?」と保存箇所がわからないということがあります。

その場合、簡単に探す方法が次の手順となります。

Zoomローカルレコーディング記録の保存箇所の確認手順は次の通りです。

  1. Zoomデスクトップアプリ、起動画面、右上の「歯車マーク」をクリック
  2. 「設定」の「レコーディング」を選択
  3. 録画の保存場所の横にある、「開く」を選択する
    ZOOMアプリレコーディング設定

以上の手順で、レコーディング(録画)したファイルの保存先に移動することができます。

動画保存先をデフォルトの設定から変更したら、保存箇所がわからなくなった、という時は。

同じZoomデスクトップアプリの起動画面設定>[レコーディング]>」「ローカルレコーディング」の[保存]をクリックすると、動画のあるファイルまでジャンプできます。

ただし、録画記録動画そのものの保管場所を他のファイル等に移動、変更した場合は、この方法では探せなくなるので注意が必要です。

クラウドレコーディングの場合

クラウドレコーディングの場合、Zoom画面左上の停止ボタンを押すことで、レコーディング(録画)が終わり、画像の処理が開始されます。

クラウドで保存したデータはZoomのホームページから確認することが出来ます。

  1. Zoomのホームページへ移動
  2. Zoomにサインイン
    Zoomにサインインする方法はこちらをご参照下さい。
    Zoomの使い方 サインイン【無料アカウント設定方法】
  3. 左の列にある「録音」を選択し、右側に出てくる赤枠部分のファイルをクリック
    Zoomcクラウド記録
  4. 赤枠部分からダウンロードをしたり、ファイルの確認したり共有可能なリンクを取得することができます
    zoomクラウド記録ダウンロードと共有リンク

Zoomの2つの録画データの保存箇所へのアクセス方法をもっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください

Zoom録画の保存先が分からない!ローカル、クラウドの2つのレコーディング保存について解説

Zoomレコーディングのトラブルと対応

録画記録が見つからない

Zoomレコーディングの録画データはどこにあるのかわからない、探す方法について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
Zoom録画の保存先が分からない!ローカル、クラウドの2つのレコーディング保存について解説

原因①レコーディングをしていなかった  

Zoomミーティング中に複数人が録画する場合、Zoom画面表示で確認をおこなうと録画の表示の点滅が出ています。

そのため、Zoomレコーディングをしていたと勘違いするケースがあるので注意が必要です。

対策:自分が録画をしているか確認する方法は、参加者一覧で確認するのが確実です。

原因②未変換のファイルになっている

ローカルレコーディングの後の動画ファイル内に「double click to convert」とあり、視聴できない状態の場合、未変換ファイルとなっている

対処法:未変換ファイル「double click to convert」をクリックして変換を行う

原因③録画記録保存先を変更してしまっている

ローカルレコーディングの場合、録画記録の保存箇所を移動させることができます。

ローカルレコーディングファイルの保存箇所を変更した場合、ZoomアプリやWebサイトで検索をすることが難しくなります。

対策:動画の保存先を変更するときは慎重に行い、決まった箇所に保存するようにする

原因④スマホZoomホストでクラウドレコーディングをしていた

スマホでZoomホストをした場合、レコーディングはクラウド録画しかできません。

そのため、録画データはスマホではなく、クラウド上にあることになります。

対処:ZoomのWebマイアカウントにアクセスして探す必要があります。

Zoomのクラウド録画の保存箇所ヘのアクセス方法についてはこちらの記事を参考にしてください。

Zoom録画の保存先が分からない!ローカル、クラウドの2つのレコーディング保存について解説

原因⑤共同ホストで、クラウド録画をしていた

クラウド録画を行うと、Zoomミーティングをスケジュールしたホストのクラウド上に録画データが保存されます。

そのため、共同ホストがZoomクラウドレコーディングを開始した場合、共同ホストのZoomクラウド上には録画データは保存されません。

対処:ZoomミーティングをスケジュールしたホストのWebアカウントからクラウド録画データを探してみましょう。

録画ができない

原因①ホストが参加者に録画の許可を出していない

Zoomのレコーディング機能は、通常ホスト、共同ホストが行える機能です。

参加者の場合、ホストが参加者にレコーディングの許可を出していないときは録画することができません。

対応:ホストにレコーディングの許可を依頼する

原因②ローカルレコーディングの場合、ディスクの容量が少ない

ローカルレコーディングの場合、パソコンの容量によってはレコーディングを保存することができません。

ディスクの容量が少なくなっているときは[エラーコード614]となります。

対策:ローカルレコーディングの場合、パソコンのディスク容量が必要です。

不要なデータを削除したり、外付けHDD、SSDなどにデータ保存するように整理しておきましょう。

また有料アカウントの場合、クラウド記録に切り替えることが可能な場合があります。

いざという時の代替として覚えておくとよいでしょう。

ただし、自分がホストでない場合はクラウド記録がホストのクラウドに保存されるこ戸に留意してください。

原因③ホストが先にクラウド録画を始めてしまった

「共同ホストだが、ローカル録画ができない」という場合は、共同ホストは炉かるレコーディングを選択することができません。

対処法:共同ホストが、ホストより先にローカルレコーディングを開始するとよいです。

もう一つ、ホストが先にクラウドレコーディングを始めてしまった場合の対処として、次のような対処方法があります。

  1. ホストが共同ホストの権限を削除する
  2. 共同ホスト予定者に「ローカルレコーディングの権限を許可」する
  3. 共同ホスト予定者がローカルデコーディングを開始する
  4. ホストは再度、共同ホスト予定者を「共同ホスト」にする

少し手間はかかりますがこの方法で対処できます。

原因④無料アカウントのスマホのZoomホストである

スマホZoomの場合、レコーディングはクラウドレコーディングのみ可能です。

クラウドレコーディングを使用するにはプロプラン以上の有料アカウントユーザーである必要があります。

そのため、スマホZoomホストであっても、無料アカウントのユーザーでは録画をすることができません。

また、参加者の場合は、デバイスがスマホ、パソコン関係なく「ローカルレコーディング」しか使用することができません。

そのため、スマホを使ったZoomでは録画機能に制限がかかるということになります。

対策:レコーディングが必要なミーティングはパソコンを使用し、ホストにレコーディングの許可をもらうようにする

スマホ、タブレットのレコーディングについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
Zoomをスマホ・タブレットで録画(レコーディング)する方法

「Recording in progress」「Recording stopped」というアナウンスを流れなくする方法

レコーディング(録画)をしようとしたら、「Recording in progress」「Recording stopped」というアナウンスが流れて困っているという方も多いと思います。

アップデートによって、このアナウンスが流れるようになりましたが、

アナウンスを消すこともできます。

このアナウンスを消すための方法についてはこちらの記事をご参照ください。

Zoomでレコーディングする時の「Recording in progress」「Recording stopped」というアナウンスを流れなくする方法

まとめ

以上、Zoomミーティングをする時の便利な機能である「レコーディング(録画)機能の使い方」についてご理解いただけたでしょうか?

もちろん、今回お伝えした方法を知ったからと言って、自在に使えるわけではありません。

レコーディング(録画)でどのような画像が撮れるのか?など

ご自分の目的に沿った撮り方をするには、ご自身で試してみるのが一番です。

是非、ご自分の手を動かして、レコーディングの仕方を色々試してみて下さいね。


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