今回の動画では、ZOOMセミナーセールスのセオリーについてお話ししています。
動画の具体的な話に入る前に、あなた質問します。
このセミナーを受けることで手に入れたい未来、ゴールはなんですか?
そして、そのゴールを達成した時にあなたはどんな気持ちを持っているでしょうか?
- 嬉しい
- 幸せ
- 達成感でいっぱい
など、良い気持ちになっているはずです。
あなたのゴールを想像するとき、良い気持ちを味わっていることも想像していきましょう。
想像することができたら紙に書いて見て下さい。
そして、今回お伝えする“ZOOMセミナーセールス”のセオリーを身につけることが、あなたが想像した未来を実現するための手助けになると思います。
是非、最後までお付き合いください。
ZOOMセミナーセールスのセオリー:7つのステップ
ZOOMセミナーセールスのセオリーは、7つのステップで構成されています。
この7つのステップはセールスのプロが絶対外さないステップです。
では、どんなステップかというと、
- ステップ1:マインドセット
- ステップ2:アプローチ
- ステップ3:信頼関係
- ステップ4:必要性
- ステップ5:商品説明
- ステップ6:テストクローズ
- ステップ7:クローズ
の7つのステップです。
今回の動画では、7つのステップの内のステップ4の必要性までをお話ししています。
ステップ5以降は次回の動画をご覧下さい。
では、どんなステップがあるか分かったところで質問です。
この中で最も大切なのは、どのステップだと思いますか?
もちろん全て大切ですが、その中でも一番重要なステップです。
それは“ステップ1:マインドセット”です。
そして、二番目に大切なのが、“ステップ2:アプローチ”。
3番目が“ステップ3:信頼関係”。
4番目が“ステップ4:必要性”。
・
・
・
と上記と同じ順番で大切です。
何故大切なのかも具、体的に説明していきますので、安心してください。
行動力がない人間、やる気が無い人間は1人もいない
具体的なステップの話に入る前に大切なお話をしていきます。
先ほど、あなたの理想の未来と達成したときに、味わっている気持ちを想像してもらいました。
そして、理想の未来を手に入れるためのプロセスも分かっているとします。
では、実際にその未来を手に入れるためには何が必要でしょうか?
よく言われるのは、「ゴールとプロセスが具体的でも、行動できないなら達成できない」ということです。
つまり、ゴールするためには“行動”が必要です。
行動するためには“やる気”も必要になります。
世の中には、「運動すれば痩せる」のように「○○すれば□□になる」と分かっていても行動できない人が多いと思います。
では、何故行動できないのでしょうか?
それは、あなたが人生の中で“本当に価値のあること”に、気付くことができていないからです。
同時に、その“価値のあること”を手に入れるための手段が、分かっていないからでもあります。
もしあなたが、あなたの人生の中で“本当に価値のあること”に気付くことができ、それを“手に入れるための手段”が分かっていれば、行動するはずです。
わかりにくいかもしれないので、例を挙げましょう。
あなたが7億円の宝くじに当たったとします。
でも、今日が期限です。
しかも、台風が来て外は暴風がふいています。
あなたはそんな中で、7億円を取りに行きますか?
恐らく、取りに行くと思います。
では、銀行に車で向かっていて、後20mのところで車が止まってしまいました。
もちろん、台風の中でも、歩いていきますよね。
車が止まったからと言って、諦めたら0円です。
もしその時、何かにぶつかって足を捻挫しても、ケンケンしていきます。
両足捻挫していたとしても、這ってでもいくのでは無いでしょうか?
台風の中、7億円を取りに行く人は行動力がありますか?無いですか?
車が止まっても、歩いて取りに行く人は、どうでしょうか?
捻挫しても取りに行く人は?
行動力がありますよね?
あなたも7億円を取りに行くと思います。
行動力はあるのです。
あなたが、ここで行動できるのは、“7億円というものに価値を感じているから”であり、“窓口に行けば良い”という7億円を“手に入れるための方法を知っている”からです。
もし、この宝くじが300円だったら取りに行くでしょうか?
行くという人もいるかもしれませんが、行かない人の方が多いと思います。
7億円と300円の価値の差を知っているからです。
そして、もう一つ大事なことがあります。
台風の中、7億円を取りに行っているあなたはどんな気持ちでしょうか?
嬉しいはずですよね?
もしかしたら、台風の中ニヤニヤしながら歩いて行くかもしれません。
それくらいウキウキしているはずです。
これは、私たちの人生でも同じなのです。
自分の人生において7億円くらい価値がある夢と、それが手に入る具体的な方法があったら、朝起きるのが楽しくなります。
毎日を楽しい気持ちで過ごすことができるのです。
上手くいっている人は、“価値のある夢”と“夢が手に入る具体的な方法”を知っているから、みんな輝いています。
成功は誰かから始まるわけではありません。
あなたから始まるのです。
成長する人が成功する人
あなたに行動力が無いわけでは無い、ということがお分かりになりましたでしょうか?
次に、もしあなたが一時的な成功ではなく長期的に成功したいと思ったら、成長し続けることが必要です。
なぜだと思いますか?
考えてみましょう。
例えばライト兄弟が作った人類初の飛行機、ライトフライヤー号に無料で乗れるとしてあなたは乗りますか?
もし、ライトフライヤー号しかこの世に無ければ乗るかもしれませんが、現在ではもっと快適な空の旅ができます。
確かにライト兄弟は、最初に飛行機を発明したので偉大です。
しかし、もっと安全で快適に空の旅ができるのは、ライト兄弟が飛行機を発明した後、飛行機の改良、改善を重ねてきてくれた人達がいたからです。
人生も、今回お話ししているZOOMセールスも同じです。
より早く改善し、より多くの改善を重ねて成長することが大事なのです。
お待たせしました。
それでは、7つのステップのお話に移っていきたいと思います。
ステップ1:マインドセットを作る
1回のセールスで売り上げを上げるのでは無く、長期的に稼ごうと思ったら、絶対にマインドセットが必要です。
ではマインドセットで何をやるかという話ですが、まずゴールや目的を明確化して自分をクローズします。
自分をクローズするというのは、あなた自身がゴールを手に入れた時、お客さんにどんな喜びがあるのか、この商品を買うことでどんな良いことがあるのかを明確にすると言うことです。
行動する前に自分のゴールがどこなのか、そのために何が必要か、ゴールしたらどんな良いことがあるのか、そのときどんな気持ちを味わっているのか、を明確にしていきましょう。
「何をやるか」より「何故やるか」
そのためにも、「何をやるか」より「なぜやるか」が大切です。
何故「何故やるか」が大切かというと、例えば目標の売り上げ、年収を上げても幸せを感じなることができないという人がいます。
なぜ、目標を達成しているのに幸せを感じることができないのでしょうか?
- 時間がない。
- 競争が激しい。
- プレッシャーがすごい。
- 365日働いている。
等など、自分の時間がないし心も苦しいという状態では、幸せなんて感じることはできません。
「何をやるか」と「何故やるか」やゴールがはっきりしていないと困ったことが起きてしまいます。
これも例を挙げていきます。
あるカップルが週末、大切なパートナーと黒川温泉に行くことにしました。
金曜日の朝の便をとったけど乗り遅れてしまいました。
男の人が前日付き合いで飲んでいて、寝坊して遅刻したのです。
キャンセルもできないので、余計にお金が掛かってしまいました。
パートナーは怒ってしまい、ケンカをしているから、黒川温泉に行っても何も話しません。
これでは景色はいいのに、雰囲気も悪いです。
もしかしたら、その関係は終わってしまうかもしれません。
この2人が何を間違えたかというと、ゴール設定です。
黒川温泉という目標は達成していますが、幸せを感じなかったら成功ではありません。
もう一つ別のカップルは同じように黒川温泉に行きますが、「何故行くのか」を考えています。
「いつもがんばってきたから、たまにはねぎらいで美味しいもの食べに行こう。楽しもう」という目的、理由です。
「楽しむ」という目的を先に明確にしていたら、朝どっちかが遅れてきて、飛行機に乗り遅れてしまい、お金を余計に払わないと行けなくなってしまったとしても、「いつもがんばっているから、これ位大丈夫」とけんかになりません。
目的を大切にしているから、「時間が遅くなったけど楽しもうね」という気持ちを持つことができるのです。
幸せを感じることができたら成功です。
「黒川温泉に行くことをゴールにしたカップル」
と
「いつもの頑張りをねぎらうために黒川温泉に行くことにしたカップル」
でこれだけの差ができてしまうのです。
あなたは、どちらを選びますか?
恐れているのは現実では無く想像
あるセミナーに参加したときのことです。
2000人位の参加者がいました。
「自殺を考えている人、立って下さい」と言われました。
隣に座っていた人も立ち、20人くらい立ちました。
立ち上がった人たちの中には、世界的なプロデューサーとか、オリンピックに出場しているような人もいました。
セミナーは大体80~100万円のお金が必要で8日間の日程だったので、参加者はお金があって、自由があって健康な人なのです。
そんな人達ですら自殺を考えていました。
例えばハリウッド映画のプロデューサーです。
1作目が大成功して有名になった人が、2作目が失敗しそうだからと、実際には失敗していないのに自殺を考えていたそうです。
失敗する前に自殺を考えているのです。
彼が恐れているのは現実ではなくて、心の中の失敗するのではないかというイメージを怖がっているのです。
失敗する、ダメだという思い込みを恐れて、死のうと思っています。
何千億の資産を持っていても、自殺を考えたり鬱になったりしてしまいます。
何千億の資産を持っていても、死にたいと思っている人生は死にたい人生、不幸です。
お金の量で幸せは決まりません。
小学生でも中学生でも「幸せだな」「豊かだな」と思ったら、その人の人生は幸せです。
あなたが朝7時に起きて夜12時に寝るまで、人のことを恨んだり、苦しい、辛い、不安だと思っていたら、あなたの人生は天国ですか?地獄ですか?
地獄ですよね。
逆に朝起きてから、夜寝るまで「幸せだな」「ついてるなあ」「健康だなあ」「良かったなあ」と感じている人生は天国ですか?地獄ですか?
天国ですよね?
何が言いたいかというと、感情のコントロールができる人は、人生を豊かにできるということです。
トレーニングをして、自分の感情を思い通りに動かすことができるようになると、びっくりするくらい人生が変わります。
自分の心を自在に操る
「自分の心を思い通りに動かせるようになったら、人生は変わる」
ということはご理解いただけたでしょうか?
自分の心を思い通りに動かすのは、日常生活はもちろんセールスの場でも必要です。
お客さんに何か言われたからといって、ブレる時間はありません。
あなたは、お客様が理想の未来を手に入れるための商品を、必要な人に届けなければならないのです。
あなたの商品の価値が本当にわかっているのは、見込み客ではなく、あなたです。
そしてあなたの見込み客が、本当にその価値をわかるのは商品を買った後です。
少なくとも相手に商品の価値を伝えなかったら、相手は一生その商品の価値を手に入れることができません。
死ぬほど悩んでいる人が解放されるための方法があり、夢や目標あってそれを達成するために、お金払う見込みがあっても、あなたが伝えなければ意味がありません。
あなたがセールスをする時「お客さんにあなたが伝えることでどんな良いことがあるか」というゴールを明確にしていきましょう。
そうすれば何を言われたとしてもブレることは無くなります。
テンションを上げる
自分の心を思い通りに動かせるようになったとしても、自分の心を作っていないときにお客様に断られるとやはり傷つきます。
傷つかないためにもテンションを上げる必要があります。
なぜテンションを上げるかというと、テンションが上がっていると、テンションの高い人に合わせられますし、テンションの低い人にも合わせることができるからです。
テンションが下がっていると、テンションが高い人に合わせることができないのです。
「相手のテンションに合わせる」というのは大切です
例えば飲み会があって、あなたは仕事があって遅れて参加しました。
飲み会に着いた時にはみんな盛り上がっていて、ついて行けなかったりします。
みんなのテンションが高く、あなたのテンションと合わないのです。
逆に、先に飲んでいて「今日もいい日だな~」って楽しい気持ちでいる時に、真面目な人が遅れてやって来て淡々と飲みだすと、その人のことを「盛り上がりが悪いなぁ」と思ってしまいます。
テンションが合っていないと相手に違和感を感じてしまうのです
テンションを合わせるコツは、自分のテンションを上げることです。
テンションを上げる方法としてインカンテーションという方法があります。
自分に強い言葉を言い聞かせて、自分のテンションを上げるのです。
格闘家のような一発勝負の人にとって、この方法は強いです。
ただし、普通の人にインカンテーションを教えても、一時的に盛り上がってそのうち下がってしまうので合いません。
セールスをする場合は一時的にでもテンションを高めたいのでこれをやります。
インカンテーションを使ってテンションを上げ、“自分”が相手に合わせるのです。
“自分”が相手に合わせることで、自分が主体となり巻き込まれるのを防ぐことができます。
相手に巻き込まれてしまったら、相手の問題が見えなくなってしまいます。
何度も言いますが、相手に引っ張られないためにも、自分の感情をコントロールして、自分を思い通りに動かす必要があります。
インカンテーションをしたりして、言葉を自分に言い聞かせテンションを高めたり、自己イメージを高めるのです。
イメージの力は意思の力より強い
先ほどテンションを高めるという話をしましたが、そのためにも言葉の力、イメージの力を使うのが有効です。
自分のゴール、そのときの感情をイメージして味わいましょう。
また、“本当に価値のあるもの”が分かり、“手に入る方法”が分かれば、人は行動するという話もしました。
では、セールスをしていて売り上げが上がらない人はどういう人でしょうか?
売り上げが上がらない、行動ができない人は「断られるのが嫌」とか「自信がない人」です。
では、自信がないというのは事実でしょうか?思い込みでしょうか?
断られるかもしれないというのは事実ですか?思い込みですか?
100%思い込みです。
提案をして断られるかもしれないし、断られないかもしれません。
でも、怖いのです。
行動できません。
このとき、あなたの中で何が起こっているのでしょうか?
想像してみて下さい。
例えばあなたが12階建てのビルの屋上に立っていて、向かいのビルとの間に長さ15m、幅30㎝の鉄板があります。
その鉄板を渡り、向かいのビルまで渡りきったら1000万くれるとします。
あなたは渡りますか?
ほとんどの人は渡らないと思います。
落ちたら死ぬからです。
1000万円より命が大事です。
渡る人は「1000万円を欲しいから」と渡ろうとしますが、実際は怖くて渡れないと思います。
では、この鉄板が地面に置いてあって、15m先まで15秒以内で走って渡ったら1000万円くれるって言われたら、あなたは走りますか?
走りますよね?
なんで走るかというと、落ちないと分かっているからです。
頭の中で、走って渡っても大丈夫だと思っている、走れるイメージがあるから走れるのです。
この二つの話で何が言いたいかというと、地面にあれば渡れる鉄板が12階の高さにあるだけで、渡れなくなるのは何故なのか?ということです。
渡れないのは怖いから、そして、なぜ怖いかというと落ちたら死んでしまうからです。
落ちる前に落ちることを想像して、怖くて足が出ないのです。
何を恐れているかというと「落ちた」という現実ではなく、心の中のイメージです。
人間の脳は鮮明なイメージと現実の区別ができない、といわれています。
私たちが恐れているのは心の中の現実ではなく、心の中で「失敗すること」「断られること」「恥ずかしい思いをすること」を恐れているからお客さんに提案できないのです。
ソフトバンクの孫社長はビジネスをやる前に目をつぶって、ゴールのプロセスをイメージして、そこまで行けるって確信したときに「成功した!」って言ってから始めるそうです。
また、2500年前孫氏の兵法でも「勝者はまず勝ちて、しかるのちに戦いに望む」という言葉があります。
実際に勝者はまず頭の中で勝てる状況を作ります。
そして勝つためのプロセスを準備するのです。
その上で戦うから勝てるわけです。
逆に負ける人たちはとりあえず戦ってしまいます。
ただ、準備ばっかりするだけでもダメです。
あなたにとって、どういう人がお客さんなのか、その人が死ぬほど悩んでいること、どうなりたいかを明確にして、その人が悩んでいるところと理想の未来を明確に書き出してもらいます。
そうすることで、お客様自身に鮮明にイメージしてもらうのです。
イメージすることで、行動ができるようになります。
反対に言うと、ゴールや目的が曖昧な人は成長しづらいし成功も遠いです。
ステップ2:アプローチをする
ではステップ2です。
“アプローチ”というのは、初めにどういうあいさつして、どういう態度で人と向き合うか、ということです。
アプローチには外見や仕草に関してなど、たくさんのテクニックがあります。
なぜ今回お伝えするZOOMセミナーセールスのセオリー、7つのステップで2番目に重要なのでしょうか?
それは、アプローチの段階で嫌な奴だと思われてしまったら、相手は話を聞いてくれなくなるからです。
話を聞いてくれなくなると、信頼関係を作ることができなくなってしまうのです。
少なくとも、アプローチや信頼関係をつくるときには服装を整えてください。
相手に「きちんとした服装で望んでいますよ」というメッセージを伝えるためです。
相手に安心、安全、ポジティブな場だと分かってもらいましょう。
そして、相手の話すペースに合わせる、相手の声の高さに合わせます。
アプローチの段階で相手に安心してもらうことが大事です。
安心、安全だと言うことを感じてもらい、信頼関係を深めるための入り口に立ちましょう。
もちろん、どうすれば相手に安心してもらえるか、色々試して改善していきましょう。
ステップ3:信頼関係を作る
3番目に大切なのは信頼関係です。
アプローチで話を聞いてもらえる土台を作ったら、次は信頼関係を深めていきます。
信頼関係を深めるためにも「お客さんに心を開いてもらい」ましょう。
どうして「お客さんに心を開いてもらう」のかというと、心からの悩みを話してもらうためです
心を開く前にいきなり「今何で悩んでいるのですか?」と聞いても中々話してはくれません。
だから心を開かせるのです。
そのための方法が「カウンセラーのアプローチ」という7分間で心を開いてもらう方法です。
人間の脳は12歳以前の記憶を思い出すと心を開き始めます。
現在から幼少期まで遡り、現在に戻ってくるという行程を7分間で行います。
具体的な方法は、
まず「どんなお仕事をされているのですか?」という現在の質問から始まり、
「その前はどんなお仕事をしていたのですか?」
「子どもの頃は、どんなことが好きだったのですか?」
「お父さんは厳しかったですか?優しかったですか?」
「お母さんはどんなことされていたのですか?」等の質問でどんどん遡っていきます。
そして「〇〇さんはお母さん似ですか?お父さん似ですか?」
「今の仕事はお父さん、お母さんは影響がありますか?」
と過去から現在に戻っていきます。
このポイントで1つ注意点があります。
親の話はあまりしたくないとか、親のことを憎んでいる人がいます。
その場合は、深掘りしないで戻ってきましょう。
更に、親との環境を乗り越えていない人は、ビジネスパートナーにしない方が良いと思います。
親というのはあなたを産んで育ててくれた人です。
親が育ててくれなかった人もいますが、その関係を乗り越えてない人を会社に入れてはいけません。
質問してほめる
信頼関係を深くするための次の方法が「質問して認めて褒めて肯定する」ことです。
自分が認められたい人は本当に多いです。
- 自分を認めて欲しい。
- 肯定して欲しいのです。
ところであなたは褒め方を習ったことがありますか?
恐らく無いと思います。
褒められたら嬉しい気持ちになりますが、下手な褒め方では下心があるのが伝わったり、お世辞と捉えられてしまいます。
そこで、今回は絶対失敗しない褒め方をお教えします。
それは「質問して褒める」ことです。
「このネクタイ、どこで買ったの?」「○○で買いました。」「そのネクタイいいね」等、2ステップで褒めます。
「質問をした上で、認めて、褒めて、肯定する」
これは、是が非でも身につけて下さいね。
身につければ人生が変わります。
OKラインとNGライン
次は、NGラインとOKラインの見極めです。
お客さんにしていい人と、してはいけない人の見極めです。
なぜNGラインでお断りする人を決めるかというと、NGラインが明確だとOKラインが明確になるからです。
断る人の基準がない人は、あらゆる人を受け入れてしまうので、すごく苦労します。
お客さんに引っ張られたり、依存されたり、変な噂を流されたりしてしまいます。
この見極めについては、日本で最初にコンサルティング会社を、上場した船井幸雄さんの話をしていきましょう。
船井幸雄さんが成功した理由を聞かれてこう言っています。
「成功する経営者しか、コンサルティングしない」。
成功する経営者だけをコンサルティングすれば、成功しかしません。
確かにそうですが、どうやって成功する経営者を見極めていたのでしょうか?
実は、成功する経営者を見分けるのは簡単なのです。
成功する経営者には3つの特徴があります。
それは「素直、前向き、成長。勉強好き」という特徴です。
あなたはどうやってOKラインとNGラインを見極めますか?
どんな人をお客様として受け入れるか、受け入れないかのラインをはっきりさせておきましょう。
NGな人のために時間を使うのは、あなたにとってもお客様にとっても為になりません。
ステップ4:必要性
必要性とはどういうことかと言うと、なぜ相手がその商品を必要だと思うかということです。
相手が必要だと思えば、こちらが売り込まなくても買ってくれます。
ではどうやって相手に必要だと思ってもらうかというと、まず相手のゴールを聞きます。
- どういう未来を手に入れたいか?
- それを達成したらどんな良いことがあるのか?
- 達成したときにはどんな気持ちになるのか?
等など、相手にとって価値のあるものをイメージさせていきます。
次に、課題を聞いて現実を見てもらいます。
まずは今、現在「どんなことで悩んでいるのか」課題を聞きます。
そしてその課題を解決しないまま、3カ月、1年たったらどんな問題が起きるのか?を考えてもらいます。
問題というのは、ほったらかしにしていたら、更なる問題を生んでいきます。
それを相手にちゃんと言ってもらい、現実を見てもらいます。
相手にとって、本当に価値のあるものを認識してもらいイメージさせ、今持っている課題をこのまま放置しているとどうなるか?という二つのホットボタンで、相手にあなたの商品の必要性を感じてもらいましょう。
YESセット
「相手のゴールを明確にして、そのゴールを達成するための課題を聞いて。課題が解決しないまま3ヶ月、6ヶ月、1年経ったらどうなりますか?」と聞くと、恐らく「不本意」「嫌」というような答えが返ってくるでしょう。
そこで「不本意ですよね?」「そうなりたくないですよね?」「問題を解決したいですよね?」と質問すると「はい」と答えてくれます。
この質問で「はい」という返事が返ってこなかったら、まだあなたの商品の必要性が伝わっていないです。
必要性を感じていれば、それまでの質問に「はい」と返事があって「それを解決するお話があったら聞いてみたいですか?」と聞けばほとんどの人が「はい」と答えてくれます。
必要性を伝えるところで「、はい」が3回ポンポンポンと来たところで、商品の説明を話していきます。
ちなみに、アメリカではこのやり方「yesセット」は禁止されている州があります。
集団暗示に掛かってしまうくらい、「はい」が続くと次も「はい」と言いたくなってしまうのです。
このYESセットは、古代の恐竜の骨と同じです。
骨を組み合わせて作っています。
1個とるとバラバラと崩れてしまいます。
途中で「はい」という言葉が、「いいえ」になったら、もう1回やりなおさないといけません。
売り上げが上がらない人達の中で、このステップ4の必要性を訴えるのを失敗している人たちは、相手が「はい」「はい」と言う前に商品を説明しているのかもしれません。
相手が必要性を感じる前に説明してはいけません。
相手に聞く体制を取らせてから、商品の説明をしていきましょう。
悪いセールスは生き残れない
ここで、人を動かす悪いセールスの例をお伝えします。
悪いセールスというのは、人を脅かす嘘のセールスのことです。
このようなセールスをする人たちの末路はろくなものではありません。
例えば、健康器具を売るセールスをやっている人で、恐怖を煽って買わせる人達です。
まず、白衣を着て相手の血液を採って顕微鏡で見せるのです。
正常な血液と採取した血液を見せて、
「こちらが正常な血液です。あなたの血液はこっちで何も機能していません。
このまま行くとどうなるかというと3カ月後、1年後にだんだんドロドロになってきて、目が見えなくなります」
と、失明している人の写真を見せたり、足を切った人の写真も見せるのです。
そうするとそれを見た人は怖くなって
「どうしたらいいんですか?」
って言ってしまいます。
白衣を着ることで信用できそうな雰囲気を作り、相手の恐怖を煽り解決したいと思わせるのです。
このタイミングで「血液がサラサラになる電動の機械がある」って80万円で売るのです。
これで売っていた人は、業界から消えてしまいました。
もう1つ、昔流行った新興宗教で「足裏診断」というのを聞いたことありますか?
彼らは何をやったかというと、足裏診断で人を脅したわけです。
有名な宗教団体ですが、個室に悩みがある人を呼んで「
あなたの人生は全部、足の裏に出ます」
と伝えるのです。
がんで悩んでいる人が
「がんになったらどうやって治すのですか?」と聞くと、
「あなたの因果が足裏に出ています。道場で100万円の合宿があります」と言い、
合宿でまた洗脳して脅してお金を取ります。
彼らは800億円集めましたが、摘発されました。
嘘のセールスは絶対消えます。
消えなかった人は見たことありません。
こんなことをしなくても、あなたは今の何倍も売り上げを上げることができるようになります。
ZOOMセミナーセールスのセオリー、7つのステップを身につけましょう。
7つのZOOMセミナーセールスのセオリの順番
7つのセオリーで大切なのは順番です。
- 1番大切なのはマインドセット
- 2番目はアプローチ
- 3番目信頼関係
- 4番目は必要性
- 5番目は商品説明
- 6番目テストクローズ
- 7番目はクローズ
これを何度も繰り返すだけです。
もちろん、上手くいかなければやり方を改善していきましょう。
成長する人が成功できるのです。
今回の動画ではZOOMセミナーセールスのセオリー、7つのステップの内、マインドセット、アプローチ、信頼関係、必要性についてお伝えしました。
次回の動画では、商品説明からのお話となります。
今まで見た動画もこれから見る動画も、何度も繰り返し見ることであなたの血肉になります。
これからも、成功するために成長を繰り返していきましょう!