今日はZoomの有料アカウント(プロアカウント・ビジネスアカウント)についてお話したいと思います。
今日の内容はZoomの有料アカウントのまずデメリットとメリットについて、次に有料アカウントの切り替えタイミングです。
次に有料アカウントの料金について、最後にZoomの有料アカウント取得方法についてお話します。
目次
Zoom無料アカウントと有料アカウントの比較
まず、「Zoomの有料アカウントのメリットとデメリット」についてお話していきます。
Zoomの有料アカウントのお話をするうえで、やっぱり無料アカウントの比較が一番わかりやすいと思うので無料アカウントの比較をお話していきます。
有料アカウントと無料アカウントではいろんな違いがあるんですけど、一番の違いは、この4つのポイントになります。
- 参加できる人数
- 共同ホストの機能
- クラウドレコーディング
- 時間制限
この4つのポイントをおさえておけば大丈夫です。
参加できる人数
まず最初に「参加できる人数」について
無料アカウントは参加者100人まで 参加可能です。
これだけでもけっこうすごいですよね。
ただ有料アカウントにすると、追加金を払えば100名以上も参加可能になります。
なかなかオンラインで100名以上集まるイベントっていうのもないんですけども、オンラインフェスティバルみたいなものとか、あとは学校とかですよね。
そういったものの時には100名以上で使っていけばいいかなと思います。
共同ホストの機能
次に「共同ホスト」機能についてです。
共同ホストはZOOMミーティング中にホストとほぼ同等の機能を使える役割の事です。
ホストがミーティング中に使う機能は、
- 参加者の入室許可とコントロール
- 参加者の音声をミュート
- 写っているビデオをOFF
- ミーティング録画記録
- ブレイクアウトルームの作成と実施
などの機能操作・ミーティングのコントロールを行うことができます。
ホストから共同ホストの権限を付与された人はこれらのことをホストに変わって実施できるようになります。
共同ホストがミーティング中操作できる機能はホストとほとんど同じ機能・権利を持つことができます。
とても便利な機能ですが、共同ホストの設定は、無料アカウントにはありません。
有料アカウントから使える機能になるんですね。
サポートしてくれる人(共同ホスト)の存在があるとセミナーを円滑に進めることができます。
ホストはだいたいセミナー講師だったりします。
講師がホストとしてセミナーを行い、共同ホストに参加者の管理等をしてもらうとホストはセミナーに集中でき、円滑に進行することができます。
また、セミナーを安心、安全の場にするためにも共同ホストの存在、役割はとても大きいです。
共同ホストの権限はぜひ、有料アカウントに変えたらすぐ使って欲しいところです。
共同ホストについて詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
クラウドレコーディング
次に「クラウドレコーディング」についてです。
このクラウドレコーディングって「いったいなんだ?」と思うんですけれど、Zoomには動画の収録方法は2種類あります。
1つがローカル記録、もう1つがクラウド記録です。
ローカル記録は、録画した動画をZoomを立ち上げているパソコン本体に記録することです。
クラウド記録は、オンライン上にZoomの録画動画を残しておくことです。
クラウド記録はクラウドレコーディングと同じ意味です。
クラウド記録は、無料アカウントにはありません。
有料アカウントから使える機能になります。
クラウド録画機能は、有料アカウントのグレードと、オプション追加によって、クラウド上に保存できるデータの容量は変わってきます。
基本的にプロアカウントに変えると標準で5Gの容量がついているので、活用して欲しいなと思います。
はじめからついているもの、なにも設定を変えなかったり追加金を払わなかったりする有料クラウドレコーディングの容量っていうのはとても少ないので、使っちゃうとすぐいっぱいになっちゃうんですね。
私はどちらかというと、ローカル記録、つまりパソコン本体に動画を残しています。
何か不測の事態、例えば外でスマートフォンででZoomをしているとき、スマートフォンはスマホ本体に動画を残すことができません。
そういう時はクラウド上にレコーディングしたりしています。
クラウドレコーディングについての詳細はこちらの記事をご覧ください。
時間制限
最後に「時間制限」について。
これは、有料アカウントと無料アカウントの一番大きな違いです。
この時間制限を外すためにプロアカウントに変えるくらい、スゴイ大きな違いになります。
無料アカウントの場合は40分の時間制限があります。
利用開始から40分を過ぎると、ほんとにバシャっとZoomが強制的に閉じてしまいます。
閉じる前に「あと10分くらいで閉じます」という注釈が出るので一応安心です。
40分はすぐ過ぎてしまうので、長時間話す時には、無料アカウントは使いづらいと思います。
有料アカウントについては、連続30時間使用可能で、実質時間無制限で使えます。
ここはすごい大きな違いですね。
プロアカウントのメリットが先ほどの話なんですけど、デメリットについては正直なところ、費用がかかるというところが一番大きなデメリットです。
無料アカウントの場合は無料で使えるのがメリットですよね。
ZOOM無料アカウントを40分制限について詳しく知りたい方はこちらへ
→40分しか使えない?Zoomを時間制限なしで使う方法
無料アカウントから有料アカウントに切り替えるタイミング
では、アカウントはいつ切り替えるの?という切り替えタイミング。
これはあくまで目安ですが、有料で何かセッションする時に「プロアカウントに変えられたらどうですか?」とおススメしています。
有料アカウントは無料よりも使える機能が増えています。
その安心料としてもお金を頂いてセッションとかセミナーをする時には有料の機能が充実したものに変えられたいかがでしょうか?
40分以上のセッションやセミナーをするとき、時間無制限はすごい安心です。
30分のセミナーでも延長すると40分すぐたってしまいます。
40分以上になりそうな時は事前に有料に切り替えられるのが一番です。
共同ホストのサポートを利用してセミナーを開催する時、参加者が2,3人の時のセミナーは共同ホストいなくても大丈夫です。
8,9人か、それ以上のセミナーの時には共同ホストがいると、セミナー講師も安心してセミナーに集中できるんですね。
サポートの人がいるだけですごく安心なので、共同ホストを使えるよう有料アカウントに切り替えられるのが一番です。
最初から有料アカウントに切り替えたいという方はもちろんOKです。
私が一番おススメしているのは、無料アカウントで基本操作を練習しマスターしてから、有料アカウントに切り替えることです。
基本操作については有料アカウントも無料アカウントもたいして変わりません。
基本操作をまず無料で練習してから有料アカウントに切り替えても遅くはありません。
ITが得意な人は、だいたい1~2回練習するだけでもう使えるようになれます。
ITが苦手な方も10回くらいで、じゅうぶん基本操作は使えるようになります。
有料アカウント(プロアカウント・ビジネスアカウント)の料金は?
次に「有料アカウントの金額」についてです。
支払い方法は、Zoomは基本的にアメリカで開発されたアプリなのでドル払いが可能です。
日本の場合、日本円か、ドル払いを選択することができます。
ただし、銀行振り込みなど円で入金という形ができません。
「支払い方法」は基本的にクレジットカードもしくはペイパル、Google payのどちらかになります。
ペイパルも事前にクレジットカードをペイパルに登録しないといけないので、Zoomはクレジットカード払いと思っていただいたら大丈夫です。
では、次に「金額」についてです。
金額は契約ライセンス数、機能によって異なってきます。
有料ライセンスでは、1ライセンスから購入することができるのがプロアカウントになります。
このプロアカウントは月々$14.99の金額で、年払いは$149.90/年/ユーザーとなります。
年払いだと少し安くなりますね。年払いの詳細については後程お話します。
最初からビジネスアカウント、企業向けのアカウントに変えたい、そちらで始めたいっていう方もいます。
基本的にビジネスアカウント・企業アカウントはチームでなにかされるときに使われるアカウントで月々$19.99です。
ただし、契約ライセンス数が10ライセンスからとなるので注意が必要です。
機能的には、個人で使うという場合は、プロアカウントは十分すぎるくらい機能が充実しています。
また、9ライセンスまでならプロアカウントで契約が可能です。
なので、ZOOMの必要ライセンス数、使える機能など状況に応じて、ビジネスアカウントを検討、変更するのをおススメします。
ビジネスアカウントからはじめたい場合には月払いでまず参加し、ある程度慣れてプロアカウントでも大丈夫だなという時はダウングレードしてください。
Zoom有料アカウントの取得方法
では最後に「有料アカウントの取得方法」についてお話していきます。
まずZoomの公式サイトに行きます。
すでに無料アカウントを取得されている前提のお話ですので、もし、無料アカウントをまだお持ちでない方は先に取得してください
まだ、Zoomのアカウントを取得していない方は、こちらの記事を参考にアカウントを取得してくださいね。
まず、無料アカウントでサインインをしていきます。
これで無料アカウントでサインインできました。
プロアカウントに切り替える場合は、左上の「プランと価格]というところをクリックしてください。
プランは様々ですが、今回は個人の「プロアカウント」を取得していくという形で手続きの説明をしていきます。
まず、画面右上で「日本円」か「米ドル払い」か選択できます。
[プロにアップグレード]をクリックします。プロダクトの設定で、
- 購入ライセンス数
- プランを⦅プロ、ビジネス⦆から選択
- ⦅月ごと支払いか年間総額支払⦆かを選択
- 追加したいオプションを選択
支払方法については、年払いはひと月あたりに換算すると約$12.49で支払うイメージです。
年間支払い総金額は月払い金額$14.99の10倍 $149.90です。
月払いに比べて約2か月分安くなるイメージです。
今(2022.12.4現在)の日本円のレート(134円/ドル)だと通常料金年払いおよそ20,000円前後になります。
※画像は、アップグレードお得なプラン期間中のため表示が通常より安くなっています。
ちなみに。
2022.12.4現在、日本円での支払いを選択した場合、月毎の支払いの場合、2000円/月で、年間通常払いは20,100円となります。(別途、消費税がかかります)
こちらもお得なキャンペーンで、通常よりお安くなっていますね。
少しでもお得に利用するために日本円支払か、米ドル支払かはその時々のレートや、キャンペーンをみて選択するとよいですね。
現在、支払通貨に関しては、有料アカウント取得後、1回のみ変更可能となっています。
支払通貨変更に関して知りたい方はこちらへ
→Zoomの「無料アカウント」と「有料アカウント」の違いとアップグレードする方法!
支払方法を選択したら、その他に購入可能なメニューが表示されますが、[このステップをスキップ]をクリックします。
次に基本情報を入力して支払い手続きに入ります。
支払連絡先として、名前(姓、名)を入力
会社名は、ないときは空欄で大丈夫です。
その場合、従業員人数は[自身のみ]と入れていきます。
住所の詳細を入れる前に、まず国名を選んでください。
そうすると日本の住所の入力表示に切り替わります。
正しい住所を入れてください。
支払い方法はクレジットカードとペイパル、Google payを選ぶことができます。
クレジットカードの場合クレジットカードの名前、カード番号を入れてください。
そのまま「サービス規約に同意します」で「今すぐアップグレード」を押すと、クレジットカードの場合はすぐに引き落としされ、使えるようになります。
ペイパルの場合は同じように「サービス規約に同意します」をクリックし、チェックします。
「今すぐアップグレード」を押すとペイパルの支払いページに飛びます。
支払い設定をすればプロアカウントに変更完了です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は有料アカウントの概要と設定方法についてお話させていただきました。
さっそく、有料アカウントを活用したいと思って切り替えられるのももちろん大丈夫ですし、無料アカウントをある程度使い倒してからプロアカウントに変えるのももちろんOKです。
また、「仕事用」のZOOMアカウントを有料で、「プライベート用」を無料アカウントでというアカウントの使い分けも可能です。
ご自身の一番活動しやすいような形でZoomを活かしていただければ私もなにより嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。
Zoomアカウントを切り替えて活用する方法について詳しく知りたい方はこちらへ
→Zoom複数アカウントの切り替えと活用方法
★2022年度版のZoomの使い方記事ができました!!
→Zoomの無料アカウントで使える機能~無料でできることは何?~
→最新版Zoom使い方⑥『Zoom「無料」「有料」アカウントの違い』
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