Zoomでは、複数の方法でZoomミーティングの部屋を予約することができます。
この予約というのは、Zoomミーティングに参加するためのURLを発行するということを意味します。
Zoomに慣れていないと
- 人のZoomには入れるけど、自分で設定できない
- どうやってZoomの予約をやったらいいか分からなくなった
- どんな設定にすればいいか分からない
ということになりかねません。
この記事を読むことで、Zoomミーティングを開催したいと思った時に、スムーズにZoomのミーティングのお部屋を予約してURL作る為の発行方法を学ぶことができます。
ZoomミーティングURLの発行方法
Zoomでミーティングを開催する時に部屋の予約をして、URLを発行する方法は
大きく分けて3つの方法があります。
- パソコンを使ってZoomのアプリから作成する
- パソコンを使ってZoomのHPから作成する
- スマホ・タブレットを使ってモバイルアプリから作成する
ここからは、それぞれのやり方でどうやって予約するのかを説明していきます。
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パソコンを使いアプリからZoomミーティングの部屋を予約する
- Zoomデスクトップアプリを開く
- [スケジュール]アイコンをクリックし、予約画面を開く
- ミーティング設定を行う
下図のような画面が現れるので、それぞれの設定をしていきましょう。以下でそれぞれの項目について、説明致します。
これらの設定の一部は、アカウント設定、またはグループ設定により使用できない場合があります。
パソコンでZoomアプリからミーティングをスケジュールする際の設定項目
トピック
ミーティングの名前を入力します。
待機室に入室した際に入力したトピックが表示されます。
また、レコーディングをした際にも録画ファイルにもミーティング名が記録されるので探しやすくなります。
Zoomレコーディングについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→Zoomレコーディング(録画)の使い方と録画できないときの対処方法
日時
ミーティングを開始と終了日時を選択します。
また、タイムゾーンも選択します。日本時刻で開催する時は「大阪、札幌、東京」でよいです。
日時の入力は、予定された時間より前であれば、いつでもミーティングを開始できます。
スケジュールは、15分単位で入力が可能です。
有料アカウントの場合は、開始、及び終了時間を、厳密に入力する必要はありません。
スケジュールした時刻に必ず、ミーティングを開始したり、終了しなければならないということではないです。
ここで設定した時間を経過してもミーティングが自動的に終了することはありません。
一方、無料アカウントの場合、40分を越えるスケジュールを行うとアップグレードのアナウンスが表示されます。
ミーティングスケジュールは作成できますが、40分でミーティングは終了するので注意が必要です。
Zoom無料アカウントと有料アカウントの違いについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→【Zoomの使い方】無料と有料アカウントの比較と有料アカウント取得方法
Zoomアカウントアップグレード方法について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→Zoom、有料アカウントにお得にアップグレードする方法
継続的ミーティングチャットを有効にする
継続的なミーティングチャットとは、ミーティングに関係なくやり取りができる「チームチャット」とミーティング中に使う「ミーティングチャット」を連携して使う機能の事です。
この機能をスケジュール作成で有効化することで、ミーティング参加者がミーティング前、会議中、終了後にコミュニケーションをとれるグループチャットが作成されます。
ミーティングに関係なく、コミュニケーションやファイルのやり取りができるほか、ミーティング中に送信したチャット内容をチームチャットで見ることができます。
この機能は、サインインしているZoomユーザーであること、また、外部ユーザーの場合は手動で追加しなければなりません。
🔷Zoomチームチャットと、ミーティングチャットの違いについて詳しく知りたい方はこちらへ
Zoomチームチャットについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→便利!Zoom チームチャットの使い方|おすすめの活用法
Zoomミーティングチャットについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→Zoomミーティングチャット機能の設定と使い方、完全マスター!<入力から改行、送り方、制限、保存と履歴まで!>
定期的なミーティング
同じURL、ID、設定でZoomの部屋を予約することができます。
チェックを入れることで有効化されます。
定期ミーティングの項目にチェックを入れると「再実施」「次の頻度でリピート」「実施」「終了日」と言う項目が現れ、それぞれの項目を入力することができます。
再実施:次の実施日を決めます。
「毎日」「週ごと」「毎月」「固定時刻無し」
から選びます。
次の頻度でリピート:どの程度の頻度で行うかを決めます。
「再実施」で選んだ項目により「〇日、〇週、〇月」を選びます。
実施(再実施で「週ごと」、「毎月」を選んだ場合のみ):何曜日、何日に実施するのかを選びます。
終了日:「期限」「実施後」の項目から選びます。
・「期限」は何月何日まで予約を入れるか
・「実施後」は何回予約を入れるのか
を選べます。
特に規則性はない、同じURL,ミーティングIDを繰り返し使いたいという時は、こちらのブログを参考に作成してみてください。
→【Zoom使い方】定期ミーティングを開催する方法~Zoom会議で同じURLを使い回す3つのメリット!
ミーティングID
部屋番号である、ミーティングIDを作成します。
「自動的に生成」ではミーティングIDをランダムに生成します。
パーソナルミーティングID:アカウント作成時に割り当てられる個人ミーティングIDを利用してスケジュールを行います。
テンプレート
あらかじめ設定したミーティングの設定をテンプレートを使用するか設定します。
テンプレートは、「Large Meeting」「Seminar」などシーンに応じてセキュリティ等を詳細に設定しておくことができます。
このテンプレートを使った設定ができるのは有料アカウントのみです。
セキュリティ
Zoomミーティングのセキュリティの設定です。
- パスコード
ミーティングに参加するためのパスコードが設定されます。
この設定を有効化すると、参加者はパスコードを入力しなければミーティングに参加することはできません。 - 待合室
ミーティングでゲストが部屋に入室する際、待機室に案内され、ホストまたは共同ホストが許可を出さないと参加できないように設定されます。 - 認証されたユーザーのみ参加可能:Zoomにサインイン
Zoomミーティングに参加出来る参加者を限定することが出来ます。
有料アカウントの場合、上記3つのセキュリティ設定の内、最低一つは設定する必要があります。
無料アカウントの場合は、パスコードは必須の設定となっています。
待機室の機能について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
→Zoom待機室をカスタマイズ!画像や動画を見せる方法とは?
ビデオ
Zoomミーティングに参加する際にホスト、または参加参加者がビデオをオンかオフのどちらで入室するのかを選べます。
オフに設定したとしても、入室時や入室後にオンにすることができます。
オーディオ
ユーザーがオーディオを接続する際にどの方法で接続するかを設定します。
「電話」「コンピュータのオーディオ」「電話とコンピュータのオーディオ」のいずれかから選択できます。
オススメは「コンピュータのオーディオ」です。
音声が聞こえない等のトラブルが発生した時はこちらの記事をご覧下さい。
カレンダー
ミーティングのスケジュール後、設定したカレンダーへ入力されます。
参加者へ招待状を送信するためのカレンダーサービスを選択します。
- Outlook:Outlook、Windowsメールで開くことのできるファイルを生成します。
- Googleカレンダー:Googleカレンダーに予定を記入できます。
- 他のカレンダー:招待状の内容が表示されたウィンドウが開きます。ここで内容をコピーすることができます。
以上の項目を設定して、『保存』をクリックして完了しましょう。
『カレンダー』の項目で選択したカレンダーが開きます。
カレンダーの連携は特に必要ない、という場合は「他のカレンダー」を選択するとよいでしょう。
詳細オプション(∨)をクリックする
オプションでは、
- 開始時刻前に(任意の時間、5分、10分、15分前)に参加することを参加者に許可します
- エントリー時に参加者をミュート
- ミーティングを自動的にレコーディング
AI Companionによる質問を自動的に開始する - 追加のデータセンターの地域をこのミーティングに対して有効化
- 特定の地域や国からの参加者を承認、またはブロックする
を選択することができます。
必要に応じて、それぞれを選択していきましょう。
代替ホスト
代替ホストの設定を行うことができます。
代替えホストについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
通訳
通訳の設定を行います。
パソコンを使いホームページからZoomミーティングの部屋を予約する
今お伝えしたのは、Zoomのアプリを使ってのやり方です。
中には、アプリってなに?という方もいらっしゃるかと思いますので、Zoomのホームページから予約する方法もお伝えしますね。
- Zoomのホームページからサインイン
- ページ上部にある「マイアカウント」を選択
- 画面左に出てくる「ミーティング」をクリック
- 「ミーティングをスケジューリング」をクリック
- 先ほどお伝えしたアプリでの予約と、ほぼ同じ項目が出てくるので、同じように入力していき「保存」
アプリでの予約と異なる点
ホームページからミーティングを予約するのと、アプリでミーティングを予約するのとでは異なる点があります。
それは、「登録」の項目です。
登録とは、Zoomミーティングの参加者に事前に登録してもらうZoomの機能です。
この設定は、webページからしか設定ができません。
「登録」の項目では「必須」をチェックするかどうかを決めます。
決めるのは出席者が登録する必要性についてで、以下の3つの項目から選んでいきます。
- 出席者は一度登録すると、開催されるどの予定項目にも出席できます
- 出席者は予定項目への出席時に毎回登録を行う必要があります
- 出席者は1度登録すると、参加する予定項目を1つ以上選択できます
特に登録が必要ない場合は不要です。
また、ここで「必須」をチェックすると、スケジュールを保存した時に、「登録リンク」という項目が現れ、ここから参加者に登録をしてもらう形になります。
Zoom事前登録機能について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
→Zoomミーティング参加者を事前登録する方法|徹底解説!登録~参加まで全公開!
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スマホを使いモバイルアプリからZoomミーティングの部屋を予約する
ここまでは、パソコンを使ってのZoomミーティングの部屋の予約方法をお伝えしていきました。
ここからは、スマホを使っての予約方法についてお話していきます。
スマホでミーティングをスケジュールする際の設定項目
トピック(上図黄色部分)
ミーティングのトピック、または名前を入力します。(入室した際に何のミーティングに参加したかを表示させる部分です。)
日付
ミーティングを開始する日時を選択します。
開始
開始時間を決めます。
終了
終了時間を決めます。
タイムゾーン
デフォルトでは、Zoomがインストールされているコンピュータのタイムゾーンが選択されます。変更する場合にはプルダウンから別のタイムゾーンを選択します。
繰り返し
定期的なミーティングとしてスケジュールする場合に有効化します。なお、定期的なミーティングでは、ミーティングIDは固定されます。
個人ミーティングID(PMI)の使用
個人ミーティングIDを使うかを決めます。
ミーティングパスコードが必要
この設定を有効化すると、参加者はパスコードを入力しなければミーティングに参加することはできません。
パスコード
ミーティングに参加するためのパスコードを設定します。
待機室を有効化
ミーティングの待機室機能を有効にします。
ホストのビデオをオン
ミーティングに参加する時、ホストがビデオをオンにするかどうかのデフォルトの設定を選択します。オフを選択した場合でも、ホストはビデオをオンにして参加することができます。
参加者の動画オン
ミーティングに参加する時、参加者がビデオをオンにするかどうかのデフォルトの設定を選択します。オフを選択した場合でも、ホストはビデオをオンにして参加することができます 。
カレンダーに追加
「完了」後にスマホ内のカレンダーにスケジュールを追加するかを決めます。
詳細オプション
詳細オプションをタップすると、以下の3つの項目が現れます。
- ホストより先に参加することを参加者に許可
ホストより先にZoomミーティングに参加できるようにします。 - ミーティングを自動的にレコーディングする
ミーティングを開始した際に自動でレコーディングを開始します。 - 特定の国/地域からのユーザーのエントリを承認またはブロック
特定の国や地域からの参加者を承認したりブロックします。
まとめ
いかがでしょうか?
この記事に書いてあることをマスターすれば、パソコンからだろうとスマホからだろうとZoomミーティングのための部屋を予約し、URLをスムーズに発行し参加者にお届けすることができます!
しかも、入室時のカメラオンやカメラオフ、あなたが設定したい設定でミーティングを予約することができる様になります!
是非、快適なZoomライフをお過ごし下さい!
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