今日は売れるキャッチコピーの作り方の第1回です。
薬剤師・鍼灸師である、『Zoom集客の学校』『ビジネスメンタルの学校』受講生の奥野さんにインタビューしながら、売れるキャッチコピーに必要なものは何かということをお話していきます。
どのようなお仕事をしていますか?
奥野さん:もともとは、東京で薬剤師として、安保徹先生や宗像久男先生の提唱する『薬を使わないで体を元気にする予防医学』の治療法で施術をしていました。
今は、郷里に戻ってホルミス健康館で、ラドン療法や痛みの改善のセルフケアをお伝えしています。
なぜ、治療家のお仕事をしようと思ったのですか?
奥野さん:私の子どもが難病になったことがきっかけです。
奇跡を求めて、スピリチュアルや不思議な事例に関心を持ち、薬を使わないで治る方法は何かないか、その想いがきっかけでこの仕事を選びました。
久家:昔は健康食品というのもありませんでした。
悪気はなく「この薬を何錠飲んだらいいですよ」と言っただけで、景品表示法何条違反で逮捕されてしまう人とかたくさんいましたね。
薬事法など表現方法に注意する必要がある、大変な仕事だと思います。
お子さんの難病は改善したのですか?
奥野さん:評判のよい全国の整形外科の病院、クリニックへ何回も通ったり、子どものためできることは全てやったことで良くなりました。
久家:難病とはどこの部分だったのですか?
奥野さん:足の痛みで車椅子でした。
何件ものお医者さんに診せたのですが、手術しないとダメだと言われました。
- 某企業の商品を10倍ぐらい飲ませたり
- 空海さんのお寺まで祈祷に行ったり
- 子どもの能力開発で有名な七田眞先生の脳のイメージトレーニングを学んだり
- 枇杷の葉、こんにゃくを使った温熱・自然療法
など、西洋医学、東洋医学、民間療法、スピリチュアル、子どものために色々試しました。
久家:奥野さんは薬剤師で、国家資格を持っている鍼灸師でもあるでしょ?
子どものために奔走した結果、治ったという話は、同じような辛い思いをしている子どもさんをもつ多くの親御さんたちの希望になりますね。
どのようなことを治療家として仕事にしていきたいのですか?
奥野さん:痛みで辛い思いをしている方々に、セルフケアをお伝えして、痛みを改善してもらいたいと思っています。
即効性があって、さらに続けることで最終的には根本治療できる、根本療法に興味があります。
『ビジネスメンタルの学校』でビジネスをする上でのマインドも学んでいますけれど、治療というのは考え方が全体の9割だなという感じがしています。
「波動の法則」と呼ばれているものでしょうか、治療家としては「奇跡が起きる」と言うと誤解を招く表現になってしまいそうですが、個人的には、絶対に「奇跡は起きる」という感じがします。
久家:想いや考え方が大切ですよね。
例えば、医師の宗像久男先生が書かれた本を読んでみると、気分の転換や考え方がすごく大切だと書いてあります。
斎藤一人さんも同じようなことを語っておられます。
奥野さん:お母さんの愛の想い、祈りって強烈な奇跡を起こしたりしますね。
治療家として遭遇した奇跡を感じるエピソードはありますか?
奥野さん:女性の生命力の強さを感じることが多いですね。
患者さんで、改善され命が延びたり元気になられる人達は、ほとんど女性です。
子どもさんの病気も、お母さんが言葉かけをすると改善されたりします。
- 患者さん
- お母さん
- 家族
- 治療家
一体となり必ず成果が出ると信じたら、奇跡は本当に起きます。
久家:そうですね。
しかし、治療の現場やコピーとして「絶対に治ります」とか言うのは、特定商取引法によって禁止されています。
人によって個人差があるので「必ず結果が出ます」と断定表現で言えない。
成果を保証するものではないと、きちんと言わなければ、だめなのです。
なので、「想いや使う言葉がいかに大切なのか」という事を伝えたいときは、世界中で評判になった江本勝さんの著書、サンマーク出版の『水は答えを知っている』を患者さんに見せてあげたら良いと思います。
愛や感謝の言葉を書いた紙の上に水の入ったコップを置いておくと、水が綺麗な結晶になって反応したという実験結果は、たいへん興味深いものです。
逆に馬鹿野郎とか、悪い言葉ネガティブな言葉を使っていると、結晶が崩れてしまう。
私たちの体は、ほとんどが水分で成り立っていますから、使う言葉を選ばなければ大変なことになるということです。
悪い言葉を使っていると結晶が崩れて、身体が影響を受けてしまう。
逆に、よい言葉を使っていると結晶がきれいになってよい影響が起こることを、本を見せることで伝えられたらいいですね。
本を読まない人には、Googleで画像検索をすると出てくるのでお勧めしたらいいでしょう。
それを知れば、飲む水も健康的なものを飲みたくなりますよね。
日本一の個人投資家、竹田和平さんを知っていますか?
竹田和平さんは、もともとは竹田製菓という「タマゴボーロ」を作っている会社のオーナーです。
彼も『水は答えを知っている』を知っていましたので、子どもたちに食べさせるお菓子は、人が見ていても見ていなくても、いいものを食べさせたいと考えていらっしゃいました。
いつも彼は「ありがとう、ありがとう」と1日3,000回言っていました。
それだけではなく、実は「タマゴボーロ」は、竹田製菓の工場で100万回「ありがとう」を聞かせてから出荷していたのです。
口の中でポロポロって溶ける「タマゴボーロ」の優しい美味しさには、そんな秘密があったのです。
お菓子のパッケージに「ありがとうを100万回聞かせてあります」と書いてあります。
商品に愛情、想いが込められているのです。
子どもの頃、和平さんの家は貧乏だったそうです。
竹田製菓もはじめは決して経営状態がよかったわけではないのです。
卵には有精卵と無精卵があります。
和平さんが竹田製菓の社長になる時に、「タマゴボーロ」は焼いてしまえば味が変わらないから、コストが安い無精卵を使ってくれと頼まれたそうです。
しかし、コストが安いから人が見ていないから、わからないだろうと無精卵を選ばずに、身体により良いものを使いたいからと、有精卵を使いつづけることにしたそうです。
当時お金がなかったけれど、考え方が違うのですね。
日本一の個人投資家の和平さんは、普通の人がやらないことをやる人なのです。
子どもたちに良いものを食べさせたい。
「ありがとう」と言いながら、想いを込めて作る。
これはコンセプトなのですね。
竹田和平さんのように愛情と感謝から始めるというのは、とても大切だと思います。
セルフケアをどのよう伝えていきたいのですか?
奥野さん:全国に健康村を作りたいのです。
お医者さんやヒーラーさんが地域では作っておられるのですが、協力体制ができていなかったり採算が取れていなかったりします。
「患者さんの痛みを取りたい」という想いはみんな1つなので、それをつなげる役割ができたらいいなと思っています。
人生の後半に寝たきりにならなくて本当に良かった。
生まれてきてよかった。
亡くなるときに、そんな気持ちを持ってもらえたらいいなと。
ですから、まずは痛みをとってあげたい。
すぐに治してあげたいと思います。
対象はどんな人ですか?
奥野さん:70代、80代、女性が多いです。
膝、腰が痛いとおっしゃいます。
その方々が、1ヶ月以内に痛みが取れたら嬉しいです。
1年後はスタスタと歩けて、
- 旅行に行ったり
- お孫さんのお世話ができたり
- 朝起きて自分の足で畑や田んぼに行けたり
することが理想です。
解決策として提供しているものは、藤田先生から習ったセルフケアの「筋肉の剥がし」です。
痛みが改善するのはもちろん、
- 自分でもできる
- 無料でできる
- 毎日つづけられる
- 自分の痛みを取った体験を家族にも伝えられる
- 「奥野先生の所へ行ったらいいよ」ではなくて、みんなが先生になれる
自分自身で身体を治せるセルフケアができるのです。
久家:そのように一家に1人のセラピストが育つといいですよね。
藤田先生が教えている『3分間魔法のセルフケア』を実践した人たちが、今すごく結果を出しています。
例えば、手が痛くてペットボトルさえも開けられなかった58歳の塩見さん。
15〜16年痛みが改善されていなくて、家事も生活自体もままならないだろうと悩んで藤田先生の受講されておられるんですね。
塩見さんの痛みは、障害者手帳をもらうしかないというほど悪化していましたが、セルフケアをやってご自分で痛みが取れるようになりました。
それまでに治療院とか、クリニックに行ったことはあったそうです。
お医者さんからは「治らないですから」と言われて、電気治療での対応はされていたのですが、全く痛みが引かなかった。
藤田先生のオンラインでの講座を受けて、もしかして良くなるかもと希望が見えたのは、3日目ぐらいの時と言われています。
1週間試したところで成果がでて、指の痛みが少しずつ引いてきたそうです。
完治まではいかないのかもしれないですが、全く生活に支障のないところまでは絶対にいけるという確信に変わった、と塩見さんはおっしゃられております。
キャッチコピーに必要な要素
久家:障害者になるのではと本当に悩まれておられた方が、藤田先生の指導に基づいて自分で実践しただけなのです。
- テレビを見たり
- 話をしている最中に少し押してみたり
「何かをしながら、隙間の時間にやっただけ。」
ここがコンセプト、キャッチコピーの大切な部分です。
「相手が求めていることを理解する」ということです。
コンセプトとは売れる企画、売れる考え方です。
キャッチコピーを作る前の段階で、
- 対象は誰か?
- 誰の悩みを解決したいのか?
- 相手がどのようなことで悩んでいたのか?
その人の言葉を使って表現します。
例えば、塩見さんの場合、
- 手が痛くてペットボトルの蓋さえも開けられない
- 医者からは「年なので治らない」と言われている
そんな痛みが解決できるかもしれない。
自宅でできる、3分間のセルフケアに興味ありませんか?
文章をこの言葉で作るのです。
キャッチコピーの答えは誰が持っているか?
答えは「お客さん」です。
ここで「売れるキャッチコピー」を作るためには、条件が4つあります。
- 「全てはテストである」
- 「答えはお客さんしか持っていない」
- 「行動した結果は成長か成功しかない」
- 「理想の未来は、どうなりたいか?」
1回で完璧なキャッチコピーはできません。
キャッチコピーを作ったら必ずテストしましょう。
体が痛い人を対象にした場合、健康に興味があり、痛みを抱えている人が多くいる場所を探します。
例えばFacebookなら、
- 健康系のグループ
- 治療家のグループ
- 70代・80代のグループ
対象が決まったら投稿してテスト、改善します。
もしも投稿内容に反応があって当たったグループがあれば、繰り返しキャッチコピーを出せばいいのです。
仮にキャッチコピーが当たらなかったら?
- キャッチコピーの文章を変える
- 対象を変える
- グループを変える
このようにして改善したらいいのです。
今日はキャッチコピーを作るステップ1の部分、
「相手が求めていることは何かを理解して、それも相手の言葉で理解する」ことをお伝えしました。
奥野さん、ありがとうございました。
[cc id=22368]